狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

辺野古の民意、岡田外相が伊波市長批判!

2010-05-28 07:14:59 | 普天間移設

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「沖縄の声」とは何か。

「辺野古の民意」とは何か。

大手マスコミが現地へ飛んで「沖縄の声」を聞くとは、良くある話。

だが普天間移設で鳩山首相が「辺野回帰」を口に出した以上、一番の当事者である辺野古住民の声こそ「沖縄の声」となるべきではないか。

ところが辺野古の取材といえば、バカの一つ覚えのように「ジュゴンを守れ」が合言葉のテント村のプロ市民の声しか取材しない。

結局プロ市民の声のみが誇大に報道され、

それが「沖縄の声」となる。

一番の当事者である「辺野古の民意」はどうなっているか。

「夕刊フジ」が、幾重にも張り巡らされたサヨクネットワークを突破して、「辺野古住民の本音」を取材し、写真入で報道した。

記事のサブタイトルとして、このような辺野古住民の声が誇らしげに載っている。

普天間移設「住民が賛成したからまとまった」

 

鳩山と対話より海兵隊との交流…辺野古住民の複雑なホンネ
2010.05.26

米海兵隊員らを招いて開催された辺野古地区運動会(住民提供)【拡大】


 米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山由紀夫首相は23日に沖縄県を再訪問し、名護市辺野古周辺への移設を明言した。定見なき首相に翻弄され続けた沖縄では怒りの声が渦巻いたが、実は辺野古では当日、住民らが地元キャンプ・シュワブの米海兵隊員や家族を招いて地区の運動会を開催。首相が要望した対話集会も、住民側がこの交流行事を優先して断ったという。

 辺野古地区の運動会は今年で37回目を迎えた恒例行事。住民が10班に分かれて綱引きやリレーなどの競技を楽しむが、キャンプ・シュワブの米海兵隊員や家族も「辺野古第11班」として20年以上前から行事に招かれており、毎年住民と交流を深めている。

 今年は偶然、鳩山首相の沖縄再訪日程と重なったが、住民約1000人と、隊員・家族ら約70人は予定通り運動会を開催。地元関係者は「首相サイドから住民対話集会の打診もあったが、運動会の予定を優先した」と話す。

 同地区ではほかにも、イベントなどを通じて海兵隊員らとの文化交流の機会は多く、キャンプ・シュワブを“地元”として受け入れてきた。

 住民男性の1人は「1957年に着工されたキャンプ・シュワブは、もともと住民が経済効果を求めて『唯一受け入れた米軍基地』として知られる。(自民党政権時代にまとまった)普天間飛行場移設の現行案も7、8割の住民が賛成しているからこそ、まとまったプラン。むしろ、(民主党政権が持ち出してきた)くい打ち桟橋方式など、本土のゼネコンにしかできない代替案こそ地元は迷惑だ」と説明。さらに、「(1970年に)辺野古などを合併して誕生し、軍用地料が入ってくるようになった名護市の強硬な反対も腑に落ちない」と首をかしげる。

 鳩山首相が移設先を「辺野古」と明言したことに対し、仲井間知事は「大変遺憾で、極めて厳しい」と返答。名護市の稲嶺進市長らも「首相が県外移設を公約し、県民の期待を盛り上げ、自らほごにしたのは『友愛政治』の否定」「断固反対する」と表明している。

 ただ、肝心の辺野古住民の複雑な思いは、あまり報道されていないようだ

                        ◇

当日記は4月29日に、辺野古住民と海兵隊の交流についてこんなエントリーをしているが、夕刊フジの記者さん当日記を参考にしたのだろうか。

もしそうだとしたら光栄だが、・・・まさかね。

アップルタウンを知っていますか?辺野古住民と米軍との交流

続・アップルタウンって知っていますか?辺野古の街造り構想
 

沖縄二紙は、当事者の辺野古住民はそっちのけで、「サヨク集会」の告知はこの通り・・・

沖縄タイムス⇒緊急集会 名護市役所で28日開催 (2010年05月25日09:53)

琉球新報⇒名護市民、月末にも反対集会へ 辺野古回帰に抗議

辺野古住民の「民意」を踏みにじるプロ市民が、見たこともないジュゴンのための偽善行為を・・・⇒普天間:ジュゴン保護3万人超 SDCC、署名をあす国に提出

辺野古住民の小指の痛み(苦渋の決断)は何処へ?

                      ◆

「沖縄の声」を代弁しているかのようにスタンドプレーを繰り返している伊波洋一宜野湾市長の言動は矛盾だらけ。 

「世界一危険な米軍基地」を管轄する首長なら、一刻も猶予できないはずの基地移設を先頭を切って反対しているというのだから真に不可解な人物だ。

地域住民の安全を最優先に考えるのが市長の役目だとしたら、真っ先に移設に賛成すべきではないのか。

この人物、普天間住民の安全よりイデオロギーを優先する鉄面皮だ。

だが、「沖縄の声」を隠れ蓑しているため、誰も彼の矛盾を批判できずにいた。

「沖縄の声」を盾にする者に対しては腫れ物に触るような気の使いようだった。

「沖縄の声」を批判するjことはタブーか?

そうではあるまい。 批判の無いところに進歩はない。

タブーを破る勇気が必要だ。

鳩山首相より一足お先に、深い眠りから覚めていた岡田外務大臣が、

たまりかねて伊波市長の不思議な言動に批判の矢を放った。

遅きに失したが、当然の批判。

この点に関しては岡田外相、GJ!

岡田外相、宜野湾市長を批判「県内移設だめは納得できない」

2010/5/28 1:37  
岡田克也外相は27日の参院外交防衛委員会で、米軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市の伊波洋一市長が普天間基地の県内移設に反対していることに関して「普天間の危険性除去ということで政府を挙げて努力している。地元の市長が県内移設はだめだとか、グアムだとか言うのは納得できない」と批判した。共産党の井上哲士氏への答弁。

 

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