時はクリスマスも近づく12月21日午前10時半頃
場所は東京駅構内のパン屋の喫茶で・・・・
私は列車の時間待ちをおいしそうなパンをかじりながら待っていた
するとにこにこした女性が「4つあるよ。ここ、ここ」と家族を呼んでいる
ぞろぞろっとやってきたら5人
女性4人内おばあちゃんらしき人あり。お父さんらしき男性１人。
とっても幸せそうな家族で楽しそうで・・・いいなあと一瞬眺め
「あ！ここどうぞ。もうすぐ終わりますから」と荷物を置いていた自分の前の席を空けた
そこにはお父さんらしき人が座った
遠慮して申し訳なさそうにされるので
「とっても幸せそうで仲よさそうで見ていてとっても嬉しい感じがするわーこっちまで幸せになる感じ！！」というと
お父さんがぐっと前のめりになって小声で
「私らしんさいにあったんですよ」
「え”－－そんなん全然感じひんわあ」
「私らは10年ほど前からこっちに住んでいるんですけど嫁の妹とお母さんは向こうにいたんですよ」
「ほかのご家族は？」
「皆無事でした。従業員が2人亡くなりまして・・・・まだ工場を向こうにおいているもんですから・・・」
「そうですか・・・残念ですねえ。大変でしょ？」
「そんな大変なってもんじゃない。この10月にやっと助成金が下りたんですよ。6か月もたってから・・・」
「え”それまで銀行もだし通帳なんかもみんな流されて・・今まで何にもなしで？」
石巻の方でおばあちゃんたちは山手に住んでいたからよかったそうだ
自身の後生き残った人たちはそれまで喧嘩したり知らんぷりしていた人でも
出会うと皆が生きていてよかったねと抱き合って今生きていることを確認したっていたという
何もないところでみんなが助け合って
年よりは私たちが死ねばよかった・・若い人が残念だと泣いていたそうだ
住宅は浸水したら補助が出るそうだ
お店はダメなんだって
ということは店舗付き住宅は？と聞くと
1階の店が浸水しても２階の住宅が浸水していなければ保証は何も出ないんだそうだ
自分で災害用の保険をかけているとまた別だが・・・・
従業員がいても店を再開できないので泣く泣く首切りをした人も沢山いるし
従業員も仕方がないと受け止めているという
このお父さんは亡くなった方に退職金をして手厚くできるだけのことはされたそうな
自分が被害に遭いそして従業員の面倒も見る・・・・
６か月も助成金が出ないのは失業保険が６か月あるからだと・・・
年金は支給されてなかったそうだから年金暮らしの人はどうしたんでしょうねえ・・・・・・
私たちは関西で何かしたいと思いながら手をこまねいていたけど
食器支援を聴いて２５セット作って送ったよと伝えたら
とっても嬉しそうな顔をしてくださり
私達に遠慮しないでげんきに生きてほしいといわれた
京都に住んでいること
自分の名前と連絡先を伝え今後連絡取りあいたいというと
「まあ・・・おばあちゃん妙子です！！珍しんです妙って！！」
そこでおばあちゃんとハグハグ！！
家族写真もシャッターを押してあげたり
すっかり仲良くなりました
春に京都へ来てくださいねと伝え・・・
別れたんですが
震災が起こってお父さんは１週間お二人を探されたそうです
政治家たちにもパッと来て帰るんじゃなくてじっくり見て歩いてほしいと
対策本部は現地に作ってほしいと
痛切な願いに聞き取れた
何よりうれしかったのは
「あなたに出会えて勇気がでたわ。元気になった！」と妹さんがおっしゃってくださってこと
おばあちゃんも「京都に一人娘がふえたね」と
「娘が待ってますからぜひ来てくださいね。」
なんだか心温まるじかんやったなあ・・・・・・
ちゃんと話が聴けたのかみんな涙ぐんで「あら・・なけてきた」と泣かずにがんばっておられたんだろうなあと・・・・
共感や話を聴く事の大切さをますます感じた日だった
時間の余裕を持ち行動したことが今から石巻に帰る妙子さんと出会わせてくれたのだなあと
縁を感じる
袖振り合うも他生の縁・・・・
笑顔の素敵なご家族だった！
場所は東京駅構内のパン屋の喫茶で・・・・
私は列車の時間待ちをおいしそうなパンをかじりながら待っていた
するとにこにこした女性が「4つあるよ。ここ、ここ」と家族を呼んでいる
ぞろぞろっとやってきたら5人
女性4人内おばあちゃんらしき人あり。お父さんらしき男性１人。
とっても幸せそうな家族で楽しそうで・・・いいなあと一瞬眺め
「あ！ここどうぞ。もうすぐ終わりますから」と荷物を置いていた自分の前の席を空けた
そこにはお父さんらしき人が座った
遠慮して申し訳なさそうにされるので
「とっても幸せそうで仲よさそうで見ていてとっても嬉しい感じがするわーこっちまで幸せになる感じ！！」というと
お父さんがぐっと前のめりになって小声で
「私らしんさいにあったんですよ」
「え”－－そんなん全然感じひんわあ」
「私らは10年ほど前からこっちに住んでいるんですけど嫁の妹とお母さんは向こうにいたんですよ」
「ほかのご家族は？」
「皆無事でした。従業員が2人亡くなりまして・・・・まだ工場を向こうにおいているもんですから・・・」
「そうですか・・・残念ですねえ。大変でしょ？」
「そんな大変なってもんじゃない。この10月にやっと助成金が下りたんですよ。6か月もたってから・・・」
「え”それまで銀行もだし通帳なんかもみんな流されて・・今まで何にもなしで？」
石巻の方でおばあちゃんたちは山手に住んでいたからよかったそうだ
自身の後生き残った人たちはそれまで喧嘩したり知らんぷりしていた人でも
出会うと皆が生きていてよかったねと抱き合って今生きていることを確認したっていたという
何もないところでみんなが助け合って
年よりは私たちが死ねばよかった・・若い人が残念だと泣いていたそうだ
住宅は浸水したら補助が出るそうだ
お店はダメなんだって
ということは店舗付き住宅は？と聞くと
1階の店が浸水しても２階の住宅が浸水していなければ保証は何も出ないんだそうだ
自分で災害用の保険をかけているとまた別だが・・・・
従業員がいても店を再開できないので泣く泣く首切りをした人も沢山いるし
従業員も仕方がないと受け止めているという
このお父さんは亡くなった方に退職金をして手厚くできるだけのことはされたそうな
自分が被害に遭いそして従業員の面倒も見る・・・・
６か月も助成金が出ないのは失業保険が６か月あるからだと・・・
年金は支給されてなかったそうだから年金暮らしの人はどうしたんでしょうねえ・・・・・・
私たちは関西で何かしたいと思いながら手をこまねいていたけど
食器支援を聴いて２５セット作って送ったよと伝えたら
とっても嬉しそうな顔をしてくださり
私達に遠慮しないでげんきに生きてほしいといわれた
京都に住んでいること
自分の名前と連絡先を伝え今後連絡取りあいたいというと
「まあ・・・おばあちゃん妙子です！！珍しんです妙って！！」
そこでおばあちゃんとハグハグ！！
家族写真もシャッターを押してあげたり
すっかり仲良くなりました
春に京都へ来てくださいねと伝え・・・
別れたんですが
震災が起こってお父さんは１週間お二人を探されたそうです
政治家たちにもパッと来て帰るんじゃなくてじっくり見て歩いてほしいと
対策本部は現地に作ってほしいと
痛切な願いに聞き取れた
何よりうれしかったのは
「あなたに出会えて勇気がでたわ。元気になった！」と妹さんがおっしゃってくださってこと
おばあちゃんも「京都に一人娘がふえたね」と
「娘が待ってますからぜひ来てくださいね。」
なんだか心温まるじかんやったなあ・・・・・・
ちゃんと話が聴けたのかみんな涙ぐんで「あら・・なけてきた」と泣かずにがんばっておられたんだろうなあと・・・・
共感や話を聴く事の大切さをますます感じた日だった
時間の余裕を持ち行動したことが今から石巻に帰る妙子さんと出会わせてくれたのだなあと
縁を感じる
袖振り合うも他生の縁・・・・
笑顔の素敵なご家族だった！