木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

PRAY FOR JAPAN

2011年03月14日 | 日常雑感
地震発生後、世界各国からも応援の言葉が続々と届いている。
全ての人々の中に、こんな暖かい心が残っていれば、戦争なんて起こらないだろうに、と思う。
今は願うことしかできないかも知れない。
それでも信じる心は、なくしたくない。
下に、PRAY FOR JAPAN(日本のために祈ろう)のリンクを載せた。
伝わって来る人の温かさに、人間の可能性を感じる。
その中の一枚の写真にあった言葉が印象的だった。
JAPAN WE ARE WITH YOU!
宗教も言葉も関係なく、罹災した人のために祈る。
憎しみ合ったり、争ったりしているには人生は短すぎる。
まずは、自分にできることから、一歩ずつ。

PRAY FOR JAPAN(動画span>

日本へのメッセージ集

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大地震を前にして

2011年03月14日 | 日常雑感
東北地方太平洋沖地震の報を聞いて、無力感にさいなまれている。
人間は地球の王者として君臨しているような顔をしているが、その実、地球に住む他の生物となんら変わらない。
現場状況は、報道されている以上の悲惨さではないかと思われる。

折しも、今日は名古屋市議会戦。河村氏率いる減税日本の圧勝、民主の惨敗で終わりそうだが、今回ほど政策が当落率を左右した選挙戦も珍しかったと言える。
その選挙戦の中で今回の大地震の救済募金を早くも開始した政党がある。共産党とみんなの党である。もっとあったのかも知れないのだが、個人的に目をしたのはこの両党であった。票目当てのスタンドプレーといううがった見方もできるが、政治の世界は、実行したか、実行しなかったか、である。

家を流された人に向かって、「今、どんなお気持ちですか?」と尋ねるTVインタビュアー。寒い体育館に幼子を抱えて泊りこむ状況に追い込まれている家族に「大丈夫ですか?」と聞くインタビュアー。インタビューされていた人は二人とも冷静に答えていたので頭が下がる。自分だったら前者のインタビュアーはぶん殴り、後者のインタビュアーには「大丈夫じゃないから、あんたの来ている暖かそうなダウンを貸してくれ」と詰め寄ってしまうかも知れない。
人間の価値は本当の危機に直面したときに分かると言う。関西・淡路大震災の際は、処理の不手際から社会党が失脚した。今回、民主党がどうのこうの言う前の問題として、日本の首相として菅総理にはリーダーシップを発揮してもらいたいと思っている。

もうひとつ。名指しで申し訳ないが、テレビ愛知では、今日になってレギュラー番組に戻していた。昼間点けると、宇都宮の餃子をレポーターがおいしそうに食べていたし、さっき回したらゴルフ番組が放映されていた。観るなとは言わないし、そんなのを放映するな、とも言えない。だが、少なくともこんなときに、そんな番組を放映させているスポンサーの商品は、私は断固として買わない(Kビール、N*T、T*YO*A他)。

そして、個人である自分。いま、何ができるのだろう。たかが個人、されど個人の力。まずは、何ができるのじっくりと考えてみたい。

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