ブッダ の 真理   Buddha Dharma


ブッダ(仏)は、内在する普遍の真理

四つのダルマ

2014-11-03 | 原始仏教
無常・・・この世は無常、移ろいやすく、はかない夢、幻影。

     肉体を自己とみる根本無知により、大変な苦悩をうける。

苦・・・この世は苦である。望みがかなわないこと、愛する者との別れは苦。

    生老病死は苦。快楽への執着は、より大きな苦となって返ってくる。

無我・・・諸現象は相対的因縁に依って生じるが、実体がない(無自性)。

     自己も五つの要素(体、感覚、思考、カルマ、識別)から成り立つが、実体がない。
       

涅槃寂静・・・涅槃(ニルヴァーナ)は絶対的、非二元性の寂静境、三昧(サマーディー)。

       現世涅槃:肉体を持ちながら涅槃を得、ブッダとなる。

       死後涅槃:死後、涅槃にいたる。


* 無(ニローダ)は涅槃ではない。