今日東京では久しぶりに雪が降り、太極拳教室は、参加者がいつもの半分くらいでした。ある生徒さんが言いました、「先生は雪でも来ないわけには行かないから大変だわね」と。私はとっさに答えました。「(天気に関係なく)行くものだと思っているから、何とも思いませんよ。私より皆さんの方が、行くか行かないか考えるから返って大変だと思いますよ」と。私が指導者だから行くのが当然なのではなく、たとえ習う立場でも、たかだか雪で行くのを躊躇することはありえません。私にとって『雪』は、何かをするときの選択の基準にはなりません。こういう基準は誰もが持っていて、またそれぞれが違うものだから難しいのです。