ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

「Going Gown」ジェフベック&スティービィーレイヴォーン

2021年09月14日 | 音楽
コレ、ジェフベックとスティービィーレイヴォーンがダブルヘッダーで
ツアーし交代でヘッドライナーを取ったツアーでしょうな。
1989年。
この時のツアー記事が載っているヤングギター誌をリアルタイムで購入し
家の魔界ゾーンに有ると思うのですが、探し出すのがシンドく。
この時初めてスティービィーレイヴォーン(以下SRVと書きます)というギタリストを知り
そして直ぐ飛行機事故でこの世を去ってしまい
再評価とでもいうべきか?日本でも沢山のライブ盤が発売され
家にも3枚位CD有るかな。
極悪音質のカセットテープに録音したモノも有り
当時ブルースリバイバルでギタリストはこぞって
SRVのカバーをし始めてましたな。
JAMでSRVのリックを弾き出すと意外に乗ってくれる
メタル、ハードロックギタリストが居たんですよね。

と、SRVはこの人ならではのテキサススタイルというか
躍動的なSRV節。
ジェフベックは安定のジェフベック節。

Stevie Ray Vaughan - I'm Goin' Down (with Jeff Beck) 10/28/1989


この「ゴーイングダウン」
特に第2期ジェフベックグループで取り上げられた
カバーが有名ですかな。色んな人がプレイしてますが
個人的には第2期のイメージが強いかな。
BBAでもやっていたので、BBAの2枚組ライブアルバムで知った人も多いかも。
後、フレディキングもカバーしてますよね。
オリジナルはドンニックス。恥ずかしながら今知りました。
セッションに持ってこいの曲ですね。

私が知ったのは多くの不良男子のバイブルだった、矢沢永吉の自叙伝「成り上り」
この漫画バージョンで知りました。
広島で貧しい暮らしの中、ロックスターになる!と夜汽車で
上京し横浜でバンドメンバーを探し、チープなバンドが出来上がり
ダンスホールの箱バンとしてオーディション受けに行き、
お客さんの前でこのゴーイングダウンをプレイし
下手すぎてスタッフに電源抜かれカッコ悪い思いをして帰ったというくだり。
と、漫画には各楽器パート毎に演奏者が入れ替わるというスタイルだそうで。
どーやってドラマーチェンジしていたのだろう?と
未だに謎だったりします。
ゴーイングダウンはこの面白い漫画のイメージと
第2期ジェフベックグループのイメージが強いです。

と、ゴーイングダウンの話しが主になりましたが
当時ジェフベックはアルバム「ギターショップ」をリリースし
テリーボジオとキーボーディストのトリオ編成で
大きくロックに変化したアルバムを創り話題となり
キリンのフェスかな?TOTOのギタリストでスタジオミュージシャンの
スティーブルカサー、そして当時は元ジャーニーのギタリストで
バッドイングリッシュというバンドを結成していたニールショーンと
三大ギタリストフェスとしてギター小僧、オヤジに話題となり。
スティーブルカサーもニールショーンも憧れというか
目標とするギタリストでしたが、
ジェフベックのライブパフォーマンスは両名共
ジェフの足元に及ばなかったという。
ジェフは白黒のボーダーTシャツに斬新な黄色のストラトが光っておりました。
そのジェフベックとダブルヘッドライナーとしてツアーした(米国かな?)という
SRVはどんなに凄いギタリストなんだ!?と思った矢先に
不幸にもこの世を去ってしまいました。
ジェフベックは「神トーン」とも呼ばれる大ギタリスト。
SRVは若くしてこの世を去った事も有り
ジミ・ヘンドリックスの様な伝説のブルーズギタリストとなりましたね。


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2 コメント

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Unknown (Home In My Shoes)
2021-09-15 08:16:28
いやー、ものすごいですね(*´ω`*)。SRVもベックもけっこう聴いてきたつもりなのですが、これは初見の大不勉強。共演は知っていたのですが、映像は初めてです(*´ω`*)、ありがとうございます!

クマとオオカミ、というか。SRVの豪快なプレイ、ベックの切れ味を感じるほどの鋭利なプレイ。ベックのバッキングって、バッキングなのかソロとってんのかわかんないほど目立って大変ですが、SRV堂々のフロントマンぶりですね。

もうなんちゅうか、メインイベンター同士の王座戦というか、こんなん生で見たら帰りにそこで売ってるCD全部買っちゃいそう。

そうそう、こないだ「ギターの音の違いが実は全然わからない」みたいな情けないお話をしてしまいましたが、「ストラトの音=SRV」っていう基準を持ってました。あと、「ブロウ・バイ・ブロウ」で「これがレスポールの音なんだ」って高校生の頃知りましたっけ。

この映像見てたら、ストラト欲しくなっちゃいますね。そんな気持ちにさせてくれることこそギターヒーローならではって思いました(*´ω`*)。

いやー、ええもん見させていただきました。
Home In My Shoesさん (太郎)
2021-09-16 01:44:11
いやいや、私はたまたまゴーイングダウンの検索していたらこの動画にHITしただけなんです。
私も初見でした。カッコいいですよね。この巨人達のセッション。
何とも言えない天才ギタリスト同士の掛け合い。
もう少し2人の音のバランスが良く録音されてたらなぁとも思いますが素晴らしいです。
そういえば2人ともキャラが違いますがストラトキャスターの使い手ですよね。
SRVは62年製のストラトに壊れてしまったネックをフェンダーC/Sにオーダーしたモノがメインで
ジェフベックはモダンな近代的ストラト使いですよね。当時PUはレースセンサー?
「ブロウバイブロウ」の「哀しみの恋人達」はセイモアダンカンがカスタマイズした
テレギブでしたよね。サンタナとのライブでは普通のテレキャスター使ってましたが。
「スキャッターブレイン」はオックスレスポールかテレギブか?音の区別が付かないのですが。
クマとオオカミ、何とも素晴らしいHOMEさんの例えがツボです。

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