ハイパー木工スタイルブログ(ロータス家具工房)

無垢の木で家具作りと光電管と日記(山登り、くるま)

透過型の光電管を作ってみました

2024-04-03 15:19:53 | 光電管
ジムクオーツの光電管が反射板を使用する方法だったのでそれを踏襲してきましたが、セイコーなどは透過型を使用していますね、なんとなく反射型のほうがセッティングが楽そうなのと電源が片側だけでよいと思っていましたが、反射板による光量の減衰などを考えると試してみる価値はあるなと思いました。どうせ作るならとケースは最小限の大きさにしてみました。サイズは50mm*80mm*140mm(ひさしを除く)となりました。今回使用した光電センサーはキーエンスの赤色LEDを使用したタイプでカタログ上の使用距離は15mとなっているものです。距離テストの結果20m以上の距離でも問題なく動作し、光軸の調整もシビアでなく十分実用に耐えるものに出来上がったと考えています。赤色LEDのため光軸の確認が直感的にできる点もいいですね。その後トランスミッター側に簡単な照準器をつけてみました。計測ラインの両側にセッティングすることを考えると当然バッテリー駆動ということになりますが、デジタル式の電圧チェッカーをビルトインしました。また、リチウムイオン電池の内臓も考えましたがいったん内蔵してしまうと適度な充放電が起こなわれない場合バッテリーの劣化が考えられるのでやはり外部から供給することにしました。

ライフルの照準器のように先端の凸部を手元の凹部に合わせます