ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

歳はとるもの、やってはみるもの

2011年01月24日 | 中国、海外のフルス事情

 

ただのおじ(い)さんが、あの李春華先生と一緒に写っている。

どうして、あのフルス界の大御所である李春華先生が、私みたいな「ただのおじ(い)さん」と会ってくださるのだろう。演奏活動や講演に 中国中あちこち飛び回っておられるはずなのに……… と思うが、きっと私の「日本フルス普及会会長」の肩書きがものを言ったのだろう。

このブログの「プロフィール」の中に定年までの仕事を「ごっこ遊び」と決めつけているが、決してそのごっこ遊びが悪いと言っては言っていない。きちんと、そのごっこ遊びのルールにしたがい、楽しく遊ぶのが一番いい。そのごっこ遊びの中で、本当に自分が偉いと思って、権力を振り回す人は世の中が見えないかわいそうな人だと思っている。
ところが、私は定年後の新しい「ごっこ遊び」を始めたのだということに いま、気が付いた。
ただし、この「ごっこ遊び」は「フルスが好きな人、この指とまれ」と呼びかけて集まった仲間である。好きな人だけが参加しているし、いやになったらやめればいい遊びだ。

もし、私がもっと若くしてこのようなことをはじめても、決して人は集まらなかっただろうし、まろやかな音色のフルスを日本中に広めたいという思いも伝えられなかったであろう。
歳はとるべきものだ。そしてせっかく頂いた歳は活用すべきだ。

私の昆明行きの日程も決まり 切符も買ったが、同じ研修生をコンビで教えている中国人日本語教師の陳先生が忙しくて、行けるかどうかがずっと分からなかった。さらにこの日に研修センターの引っ越しの日程が入り、最悪となった。研修生上がりで、同行を予定していた人も今からたのんでもうまくいくかどうか分からないという状況で、自分一人で行くしかないと思っていた。その場合はちぃふいさんもだいたい中国語が出来るというので、おんぶにだっこで、お世話になろうと考えていた。

ところが、最終段階で段取りをうまく調整してもらい、私は3泊だが、陳先生は2泊で行くことになった。しめしめ、李春華先生と会う日に陳先生がいてくれるということは全てがうまくいくと、いうことだ。