ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

それぞれの少数民族の楽器

2010年07月16日 | 中国、海外のフルス事情


沖縄の三線(さんしん)も蛇の皮が張ってある

成都支部長になって頂いたちーふいさんが、雲南省へのフルス事情等の視察旅行を終えて、成都に帰ってこられた。そして、さっそく頼んでいたミュージカルの中で語られる「それぞれの少数民族が使っていた民族楽器は何だったのか」についての報告をしてくださった。
白族 → 蛇の皮が張ってあるギターのような弦楽器。(蘇古篤?)
蔵族 → 弦子。二胡っぽい。
リス族→ 琵琶。小さなギターっぽいもの。
苗族 → 芦笙。パンの笛。キセルのような形で上に細い竹がささってる。
ハニ族→ ガビ。イ族 → 小悶笛。タバコぐらいの大きさ。
ワ族 → 牛角号。角笛。
ラフ族→ 口弦。草笛。
と、言うことだ。

私が観た時には覚えていたつもりだが、メモをしなかったので、ホテルへ戻った頃にはすべて忘れていた。ちーふいさんはきちんとメモしてくださったので正確に教えて頂くことができた。ありがたい。

フルスはここには挙げられていないが、使う民族はタイ族、ダアン族、ジンボー族、ワ族、アチャン族、リス族等の一部だと言うことだ。

我が町で沖縄の三線(さんしん)をしている人たちがいて、その起源とされる雲南省へ視察に行ったと言う話を聞いたことがある。そうすれば、白族、蔵族(チベット族)、リス族あたりにその起源があるのかもしれない。