K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

マクロスF

2012年08月07日 | アニメ・漫画
おはようございます!
コンクールも終わり、一段落しているただけーまです。
結果は銀賞でした。やっぱり厳しいものがありますね・・・

もっとストイックに個人レベルを上げる必要があるんですね。
去年とほとんど変わらない結果で、少し残念です。
この悔しさをバネにより良い演奏を志して行けたらいいなーと思います。

というわけで、色んな意味で真の夏休み到来です!
半分以上東京にはいませんが、卒論もかなりすすめないと先生におこられぽむ。
卒論面談で「よくこんな面白い題材見つけてきましたねえ。」と言われて割とテンションあがってます。

しかも社会人になっても学会で発表とかする人いるみたいで、そういう生き方もあるよと勧誘されました!(嘘
ぼくの内定先の企業に勤めてる人で、美学会に10年に一度くらい発表してる人が居るんだとかって話を聞いて。ちょーっとだけ、憧れてみたりもしてしまいましたわ!


さて、そんなことより。
文化的な生活を再開しようと思いまして、最近映画を再び見始めましたが。
この前観終わったマクロスFの感想を書いてなかったので書きたいと思います!

とりあえず、「音楽やべえ」との前評判を頂いておりましたので。
サウンドに注目してましたけど・・・確かに良いですねー笑
挿入歌はもちろん、BGMもオケっぽいのがあったりと結構凝ってました。

学園×ロボットということでコードギアスと比較しながら観てましたが。
個人的にはギアスの方が音楽好きかもしれないですwww

まあ、アニメストーリーのカタルシス補正も十分あるんでしょうが、挿入歌がギアスのが泣けるんですよ(;;)
主要キャラが死ぬ時の挿入歌がね・・・泣けるんですよお・・・!

そして、BGMはジャズ!
クールで前衛的(もはや前近代のもの?)なペットが良い味出してます。
ちなみに、映画「コードギアス 亡国のアキト」で使われてるBGMも最高にクールでかっこいいです。

「コードギアス 亡国のアキト」最新PV

うー!誰か観に行こうよー!
てか、このPVすごい。アニメが総合芸術であることを物語っているぜ・・・!
今のアニメのすごさが一発でわかるぜ!
今のアニメ最近見始めたにわかですけども!


あ、マクロスの感想だった・・・
なんとなくですが、結構「ふるさと」とか「出自」とか「アイデンティティ」みたいなものがメイントピックだった印象。


主人公は歌舞伎の家に生まれるも、継承と自分のしたいこととの葛藤で悩み。
ヒロインその1は昔の記憶を失い、自分が何者かがわからなく。
ヒロインその2は自分の故郷がなくなり、異郷の地で故郷の再来を待つ。
そして、設定が人間とゼントラーディという巨人族が共存しているという世界で、種族のまとまり、としてのアイデンティティも絡んでくる・・・
そして、ラスボスは、自分たちの故郷がないために、宇宙を支配下においてそこを故郷にしようとしたわけで、ラスボスが根なし草というなんかちょっぴりかわいそうなラスボスでもあります。

自己存在に思いを巡らすような描写が多いので、これはあれですね、近代個人なんちゃらですね。
うそ、知らん、知らんぞ。
アイデンティティ=近代個人主義にすぐに結びつけるなんてなんて短絡的なんだ!
てか今近代じゃねえ!くそが!
親子の対立があったら全部フロイトに持ってくのも短絡的だ!くそが!
でも、批評の基本しか知らないからこんなことになっちゃうんだよー!

共存できない種族とか、故郷に介入しないとかの切り口でエコクリティシズムに持っていくのもありなんですが?

批評理論もう一回基本からやってみるかー。


まあ、批評理論なんてゴリ押しだと思ってるんですがね。


あとは、ヒロインがかわいいね。
声が良い。ヒロインが2人居るんだけど、2人とも歌手でして。
歌の力で世界を救う!とか言ってるわけです。
そして歌の力で世界を救っちゃうわけです。
「歌で戦う」という仮面ライダー響並みの青天の霹靂感はありますが、まあ設定を受け入れればアリかな。

最後の敵がラスボスに操られたヒロイ(ゲフンゲフン
ってのは個人的には好きでした。
なんか既出っぽい設定の感じもしますが・・・


まあ、全体としてはこんな感じの感想です!



では、またお会いしましょう!

hona-☆

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