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我〝風 呂 物 語〟そのⅥ

2023-09-02 22:31:54 | 歴 史

今夏は猛暑が長らく続いたが、統計を取り始めてから最も高温だったと言う

 その後かなり時が経過するが父の郡是退職で故郷に近い福知山市に中学3年
の時転居した。福知山市は盆地で夏は暑く、冬は時には雪が30―40センチも
積もり頗る寒い,そんな中雪掻きをすると汗を流すほどだ。
 近くに銭湯はなく風呂を
沸かすのにも難儀した。
 その訳は風呂は五右衛門風呂(鉄製の大きな釜で入る時は円形の板を体重で沈
めて入る)で当時は水を張るのもバケツで何杯も何杯も、三和土(たたき・土間)
にある台所の水道の蛇口から運んだ。
 そのうち軈て蛇口からゴムホースで水張りが出来るようにして頗る楽になっ
た。今では考えられない。

 更に難儀なのは焚き口が吹き曝しの外部にあり、特に夜遅く後から入る人の
追い焚きの時などは寒さに閉口したものだ。

下図(ネット記載より参照)五右衛門風呂のイメージ

無藝荘3「五右衛門風呂」 - 玉川上水の木漏れ日の下

*続 く

 

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