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10月18日の服部緑地の続き その2

2008-10-22 22:15:01 | 風 景
午後から 旧暦9月大24日
 〝日本民家集落博物館〟   その1
 日本民家集落博物館は、日本各地の代表的な民家を移築復元し、関連民具と合わせて展示する為に1956年(昭和31年)に日本で最初に設置された野外博物館です。
大阪府豊中市の服部緑地公園の一角で梅、桜、竹、柿、その他多くの樹木や草花に囲まれた約3万6千m2の敷地内に、北は岩手県「南部の曲家」から南は鹿児島県「奄美大島の高倉」まで11棟の民家を集めています。いずれの民家も17~19世紀(江戸時代)に建築され、昭和30年代まで人々が生活を営んでおられたものであります。その他に奄美大島・山陰のクリ船、堺の風車なども展示しております。
各民家は、地方固有の風土・習慣から生まれた特色を色濃く残し、景観的に優れたものであります。そこには、その土地の自然を活かし、調和を図りながら生活を営んでいた人々の知恵が随所にうかがえます。それぞれの暮らしぶりは時の流れを超えて、いまに生きる私たちに、大切なメッセージを静かに語りかけてくれることでしょう。(同館HPより

 館の入口 「河内布施の長屋門」大阪府 18世紀中頃 昭和34年移築

     
   「堂島の米蔵」大阪府 19世紀中頃 昭和35年移築

   
  「飛騨白河の民家」岐阜県 18世紀中頃 国指定重要有形民族文化財 昭和31年移築

      
                 囲 炉 裏


  「摂津能勢の民家」大阪府 17世紀 国指定重要文化財 昭和35年移築


                屋 内 の 一 部 


  「日向椎葉の民家」宮崎県 19世紀中頃 国指定重要文化財 昭和34年移築 手前は牛小屋

      
  「奄美大島の高倉」鹿児島県 19世紀中頃 府指定有形文化財 昭和33年移築
  この建物は穀物や衣類などを上の天井部分に保管する倉庫である。校倉風に造られていて風通しが良い。また柱は硬い木材でネズミが登ることが出来ない。中央斜めの木材は梯子。
  
         刳 り 舟(くりぶね) 島根県、鹿児島県
 *次回 「その2」で引き続き〝日本民家集落博物館〟を紹介します。
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