大器晩成？

大器晩成だと思って（信じて）ずっ～～と応援してきた
クローディオが気がつけば６歳になっていました（苦笑）

ＴＯＰの写真の仔がクローディオ
（写真提供：キャロットクラブ）
父：ハービンジャー
母：シーザリオ（母父：スペシャルウィーク）
鹿毛の６歳セン馬です。

この仔は、皆さんご存知のシーザリオの５番仔。
デビュー前までは、ハービンジャーの初年度産駒として
大きな期待を集めていました。
現在の成績は２６戦１勝。（覚醒を待っている段階です）
シーザリオの仔では、唯一、角居厩舎ではなく石坂厩舎の
所属馬になっています。角居調教師が３年後に引退する
ことを表明しているので、今後の仔についてはどこの所属
になるか分かりませんが･･･。

話をクローディオに戻すと、この仔は、６歳１勝馬です。
唯一の勝利を挙げたのが、2015年6月28日なので、３年間
勝利がありません。
全２６戦の内容を振り返って見ると
良いところ：上がりの速さが３番目以内が１７回
悪いところ：２桁着順７回（７回のうち、ビリ１回、ブービー４回）
と言う具合に、良いか悪いかの極端な競馬を繰り返しながら
現在に至っています。

これはあくまでも個人的な見解ですが、クローディオは
決して弱いわけではなく“能力を出し切れていない”
だけだと思っています。

何故、このタイミングでこの記事を書いたかと言うと
先週、２頭の半弟が良い競馬をしたからです。

グローブシアターは良い形の２連勝で本格化の兆しが見え
サートゥルナーリアは１番人気での新馬勝ちでした。

この結果を見て、兄として奮起しないわけにはいきません。
復帰戦は、６月２３日の阪神　芝１４００ｍを予定しているので
待望の２勝目を挙げられるように頑張ってほしいです。


クローディオの奮起を促す記事ですが、最後にシーザリオ産駒
の現状をまとめておきたいと思います。

５番仔　　　クローディオ　　　　　　（６歳　セン馬）　　２６戦１勝
７番仔　　　グローブシアター　　　（４歳　牡馬）　　　１０戦４勝
８番仔　　　シーリア　　　　　　 　　（３歳　牝馬）　　　　４戦１勝
９番仔　　　サートゥルナーリア　　（２歳　牡馬）　　　　１戦１勝
１０番仔　　父：キングカメハメハ　（１歳　牝馬）　　　今年募集予定
１１番仔　　父：モーリス　　　　　　 (当歳　牡馬）　 　来年募集予定

１０番仔の注目ポイントは、初めての栗毛です。
シーザリオとキングカメハメハの配合なので、栗毛は珍しい
感じです。

１１番仔については、４月２８日に生まれたばかりなので
情報が少ないですが、この仔には血統的な注目ポイントが
たくさんあります。

①サンデーサイレンスの　３Ｘ４
②Sadler's Wells の 　３Ｘ４
③父系にグラスワンダー、母系にスペシャルウィークという
配合なので、宝塚記念、有馬記念で激闘を繰り広げたライバル
同士の組み合せになります。当時のレースを覚えているファン
にとっては非常に興味深い配合になっています。

そして、この２頭に関しては募集価格も気になります。
（気が早いですが）