ヴァーゲンザイル ☆復活！

今日は、中山１０Ｒ　安房特別に出走する
ヴァーゲンザイルの応援で中山競馬場に
突撃しました。

何日か暖かい日があった関係で既に桜の花が
咲いていますが、今日は非常に寒く、日中の
最高気温が１０度前後と言う、冬場並みの
予想に備えて、結構な厚着をして出かけたの
ですが、それでもかなり寒さを感じながらの
応援でした。

中山競馬場の桜


そんな状況の中で、ヴァーゲンザイルの鮮やか
な勝利を観ることが出来て、最高に感動しました。

妻は、ヴァーゲンで４回目の口取りを達成。
ヴァーゲンは４勝馬なので、口取りに関しては
皆勤賞です。(中山で２回、府中で２回）同じ馬
で４回の口取りというのは、私も経験がないので、
ヴァーゲンは非常に馬主孝行な仔です。

非常に堅実に見えるヴァーゲンザイルも、最近は
大スランプに苦しんでいました。
去年の５月に去勢手術を行い、セン馬になりました。
気性的に難しいところがあって、調教等に苦労を
していたので、復帰後に必ずプラスになると期待
して待っていました。

そして９月の中旬に美浦に帰厩。１０月に復帰戦を
迎えたのですが、パドックでのヴァーゲンからは
全く覇気が感じられず、大人しくなって扱いやすく
なったと言うよりも単にボケっとした感じに見えて
いました・・・。
レース結果は１１着。これまでずっと堅実だった
ヴァーゲンが初めての２桁着順、しかも大差での
シンガリ負けでした。(妻も私も大ショック）

そのあとも大スランプは続き、
１１着(ビリ）⇒９着（ビリ）⇒１２着⇒１０着
と完敗が続き、陣営も、私たちも、どうしたら
良いのか分からないような状態になっていました。

４戦続けて大完敗を続けていたヴァーゲンに変化
があったのは前走でした。
今までよりも馬体重を絞って出て来たのですが、
全く細くなった感じはなく、むしろ活気が戻って
いたので、これでダメなら・・・と思いながら応援し
ていたレースで、久々にハミを取ってくれ、結果は
４着でしたが、去勢手術後に初めてヴァーゲンらし
いレースを観ることが出来たので、次もちゃんと走
れれば復活に一歩近づけるな～と思わせてくれる
走りでした。（でも、まだまだ半信半疑でした）

正直、“引退”の２文字が頭に浮かんだことも
あったのですが、妻と２人で１年間は待って
みようと決めて前向きに応援を続けて来ました。
田村先生もスタッフの方々もクラブもヴァーゲン
を復活させるためにいろいろと工夫をしてくれて
いたので、今日の勝利は、非常に価値のある１勝
だと思っています。

ここからは、写真を中心にした観戦記です。

落ち着いた歩きでパドックに登場


パドックの外側を非常にテンポよく周回


妻曰く、今日のヴァーゲンは、良い時のヴァーゲン
と言うことでした。

吉田豊騎手が騎乗にして更に気合いがＵＰ


気合いがＵＰと言っても、決して入れ込んで
いる感じではありません。

馬場入りも非常にスムース


機嫌が悪い時は、暴れたりするので・・・

返し馬に入る前もゆったりと落ち着いていました


ウイナーズサークルでクールダウン中


口取りの準備中


口取り


普通に考えれば、１０００万下の特別戦を勝った
と言う話ですが、私たちにとっては今後につながる
非常に大事な１勝。そして感動のドラマでした。

このあとは、山元ＴＣに短期放牧。
５月４日（土）に復帰戦を予定しています。
今日のようなレースが出来れば、昇級後も頑張れ
そうな感じなので、楽しみにしています！