シルヴェリオ 引退･･･

トップガン厩舎の７歳馬、シルヴェリオの引退が発表されました。

ＴＯＰの写真の仔がシルヴェリオ
（写真提供：サンデーＲ）
父：ハーツクライ
母：シルヴァースカヤ（母父：Silver Hawk）
黒鹿毛の７歳牡馬です。


クラブからのレポートによると

２月21日(水)はＣＷコースで追い切られ、81.7-66.7-52.3-37.0-23.9-12.3の
時計をマークしました。しかし、追い切り後に鼻出血が確認されて検査を
受けたところ、肺からの出血でした。昨夏にも発症しており、時間をかけて
立て直していましたが、再発してしまいました。今後も起こりうるのが十分
に考えられることに加え、年齢も考慮して池添調教師と今後の進め方を協議
した結果、本馬をこのまま引退させることにしました。
復帰戦を目前にして急遽引退のご連絡となり、出資会員の皆様には誠に残念
なことと存じますが、何卒ご容赦賜りますようお願い申しあげます。

と言うことです。


３／３の小倉での復帰（約半年ぶりの復帰戦）を目指しての調整中に鼻出血
を発症したために、引退となりました。
あと少しで復帰というところまできていただけに、非常に残念ではありますが
年齢や成績、今までの経緯等を考えると仕方がありません･･･。

ここまでの戦績は、２０戦３勝 [3-1-2-14]
獲得賞金　４９５１万円


競走馬として大成できなかった原因を冷静に見れば、根本的な能力不足なのかも
しれませんが、いろいろな面で運のない馬でもありました。（運も実力のうち･･･）
その一部を引退の備忘録として、私の個人的な思い（妄想）として書いておきます。

◆ここで勝っていればと言う３つのレースで、対戦相手に強い馬がいて負けて
しまったこと
負けた相手（勝てなかった相手）
①アカイイト（エリザベス女王杯１着、４着など）
②ユニコーンライオン（鳴尾記念、福島記念、宝塚記念２着など）
③アリーヴォ（小倉大賞典、大阪杯３着など）

◆全３勝を挙げている、得意の京都が、改修で長い間使用できなかったこと
１番力を発揮できる４～６歳時に、京都で走れなかったのは非常に痛かったです。

◆一番成績が安定していたと思われた時に、何故か？突然ダートを使って完敗
したこと
ダートは、この１戦だけでしたが、ちょっと納得のいかない使い方でした。
目先を変えるために試すとしても、このタイミングではなかったと思っています。


一応、これを書いてスッキリしたので、未完の大器（苦笑）シルヴェリオの
リベンジを甥っ子のヴィクティファルス、スカイサーベイ、ヴィルジニアの2022
に託したいと思います。

長い間、お疲れ様でした。