「あなた、笑って」見終わる

先代社長の時からの運転手カン・マンボクの一家に、先代から会社を受け継いだけれど甘やかされて育ったために事業に失敗した息子の家族がころがりこんで、マンボクが先代社長の遺言に従って彼らをたたき直すという物語。

全体としてほのぼのとしたホームドラマに仕上がっている。

多くの韓国ドラマが、事業家の会長は存命で、その息子に、バカ息子と賢明な息子（または隠し子）がいてという構造なのに、このドラマではその会長はもう亡くなっていて、運転手だった人物がドンと中心にいるというのがミソ。

マンボクの孫であるヒョンスと、先代社長の孫娘であるジョンインのラブストーリーも重要な要素。ジョンインは元々マンボクのことを「ハラボジー」と慕っていて、冒頭はジョンインが政略結婚で結婚式をあげるところから始まる。

マンボク一家が、朝早くからおそろいのジャージーを着て体操したり、掃除をしたりするシーンが笑える。