兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

小沢一郎の命運が決まる日

2010-09-14 05:15:15 | 世の中の動き
テルミドールのクーデーターで撃たれたロベスピエール


9月14日、民主党党首選挙が行われ、2週間にわたる権力闘争に決着がつく。
地方議員、党員・サポーター票で上回る菅総理が、国会議員票で小沢一郎の得票を上回るか、否かがポイントとなる。
勝ち馬につけという黄金パターンで、小沢一郎を裏切る議員が続出することになるか、否か、そのあたりが注目のポイントだ。

臨時党大会で、小沢一郎の演説中、菅直人支持の議員が、『暴君(小沢一郎)を倒せ』と野次を飛ばし、その声をきっかけに、小沢一郎の演説が中断され、小沢一郎の敗北につながった場合、その議員は日本版『テルミドールのクーデター』を成功させた功労者として、歴史に名を残すだろう。

国会議員の胸中は、ハムレットの俳優みたいに、『小沢一郎を支持するか、菅直人を支持するか、それが問題だ。』といったところだ。
勝ち組みにつけば生き延びることができるが、万が一、負け組みについたら、冷や飯を食うだけで済むならまだましで、徹底的に弾圧されるのはごめんだ。
さて、どうしたものか。。。

国会議員による投票は無記名式とのこと。
誰が誰に投票したのか判らないから、面従腹背で、小沢支持を表明しておいて、菅直人の名前を書いても、建前上、追求されない。

建前と本音、理想と現実、次の選挙でどっちが党首だと勝てるのか、そういった打算や妥協で、誰に投票するのか決めても、自分が納得するならば、その決定は正しい。
どうしても迷うなら、コインを投げて、表なら菅直人、裏なら小沢一郎っていうふうに決めればいい。運も実力のうちである。

2010/09/14 橘みゆき 拝


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