とかくスミレは難しい

スミレの花の色も、赤紫から青に近いもの、そして白や黄やら、色の濃いの薄いのまで、様々である。
そして葉っぱの形も丸っこいの、長細いのなど、ある程度の変化はある。
だがどう見ても一体どこがちゃーうねん！ と云うようなスミレがあって、それぞれ名前が違う。
スミレ撮っても後で名前分からないから、見て見ぬふり・・・×　スミレ極力撮らないようにしている。

でもこれまで見たこと無いようなスミレとか、特徴あるスミレがあったら撮る事もある。
これなどは、我がフィールドでは唯一1ヶ所見つけた、ヒゴスミレ。
葉っぱと花に特徴があるので、同定は容易だった。



我がフィールドでは稀な、フイリシハイスミレ。
この様なスミレはそれしか無いと思っているので、フイリシハイスミレで合ってると思う。（たぶん）



そして問題は、昨年の5月に見つけたこのスミレ。（もう花は終わっていた）
当然フイリシハイスミレと思って、その名で画像を保存した。



しかしホントにそうかなと？ 後になってから気になった。
それとよく似たので、フモトスミレがあると図鑑で知ったからだ。
そして花が咲いてるだろうと思われるこの時期、現地に行ってみた。
結果　花の色からすると、フイリシハイスミレではなく、フモトスミレである事が分かった。（たぶん）



チョウが邪魔だが、これは間違いなくシハイスミレ。
（現地ボランティア説明員の方がそう教えてくれたから）
我がフィールドでシハイスミレは普通にあるが、フイリシハイスミレは珍しい。



　とかくスミレは難しい。（これだけ葉っぱに特徴があっても・・・）