BEAST SIDE 1

ジュエリーアーティスト太田マリ(タバサ)です。工房からの制作風景、プライベートでやってるロックバンドの話も少しだけ。

オールノット仕上げの淡水パールロングネックレス

2018-08-14 16:30:45 | オリジナルジュエリー
パールネックレスの組み方に、オールノットというものがあります。

パール一粒一粒の間に結び目を入れながら組んでいく方法です。

この組み方で組んだロングネックレスをCreemaに出品しました。




淡水パールロングネックレス/Creema




あこや本真珠のネックレスであっても、通常はクラスプ(金具)の近くの3粒ほどは結び目をつけますが、それ以外は糸をストレートに通すことが多いです。

ですので、万が一、糸が古くなってきて切れてしまったときには、パールはバラバラに落ちてしまいます。

冠婚葬祭用にとお持ちになってらっしゃる方も多いかと思いますが、販売店さんから定期的な糸替えをお勧めされるのは、糸が切れてしまった時に大切なパールがなくなってしまうという最悪の事態を避ける意味もあります。



でも、オールノットで組んであると、万が一、糸が切れても隣のパールは結び目でとまりますのでバラバラと転がって無くなってしまうことはありません。

また、オールノットですと、パールとパールの間に結び目があるのでパール同士がキシキシとこすれることなく、お肌にもきれいに沿ってくれます。

(同じような効果を持つ仕上げ方に、パールとパールの間に小さなシリコンの玉を一つ一つ入れる方法もあります)






今回クリーマに出品したのは、そのオールノットの組み方で組んだ淡水パールのロングネックレスです。

シャンパンゴールドのバロックパールがとてもきれいで、おしゃれだと思います。

淡水パールをオールノットで組んだネックレスは少ないと思いますので、今後もきれいなパールをみつけたら組んでみたいと思います。



金具の部分です。




以前、オールノットについて書いた記事がありますのでこちらもよろしければご覧くださいね。


カラーストーンの糸替えとオールノットについて

パールの糸替えもやってます






メタルプリントピックチャーム、IDタグも、オーダー承っております。



細かなご注文へのご相談もお受けしておりますので、こちらもこの機会にぜひ。


メタルプリントOPEN-G






この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11面で構成されたひし形シェ... | トップ | 梨子本果樹園さん ピックチャ... »
最新の画像もっと見る

オリジナルジュエリー」カテゴリの最新記事