ラズベリー三昧

庭のラズベリーが豊作。



増えすぎたので今年の春にはかなり切り倒したのだが、それでも旺盛な成長は止まらない。先週あたりからぼちぼち実が熟し始め、このごろは毎日とらないと落果したのがゴロゴロ出るのでもったいない。

庭仕事をしながら、疲れると休憩してベリーをとってオヤツにしている。TABIは子犬のころはブルーベリーでもラズベリーでもなんでも好きだったのに、大きくなってからはちっとも食べない。なので、私達人間サマだけでたっぷりいただく。

昨年植えたブルーベリーも実が大きくなってきた。森のブラックベリーも、小さな実がたくさん色づき始めている。これから秋にかけて、いろんなベリーの季節の始まりである。

息抜き

この3月からず～～～～っと、庭の改造が続いている。

だいぶ綺麗になり、目標に近づいてきた。
近所の人や通りがかりの人にも、「素敵になったわね！」「見違えるね」とほめられる。

それはうれしい。
が、毎週毎週、毎日毎日、休みなく続くこの作業。お天気に影響されるから、雨の日は雨でもできる作業、晴れの日は計画していた作業と、この夏にほとんど完了させるためにまったく休みがない。お向かいの奥さんは、「そんなに根つめてやったら、倒れちゃうわよ」と心配している。

夫に「これじゃ、１９世紀アメリカ南部の綿畑で死ぬまで働かされた黒人奴隷と同じだ！」と訴え、今日は作業を半日だけ中断してビーチへお出かけ。

犬連れで入れるパティオがあるレストランで、ブランチ。
ここ特産の、しま海老を使ったカレー風味のラップが美味しかった。



TABIにもちょっとあげる。


「パパ、もっとちょうだい」

帰りにビーチに寄り、遊んできた。
引き潮だったのであまりTABIは泳げなかったが、パパに石投げごっこで遊んでもらいご機嫌。



よーく遊んだので、今夜はTABIよく眠れるでしょう。

SPIKE

夕方、夫とバックヤードで涼んでいたら飛び込んできた犬。


パパと遊んでるところ

ヨーキーの男の子。
首輪にはSPIKEと名前が刺繍してあり、夏向けに毛がクリップされてて手入れはちゃんとしてある。このへんでは見かけない子。炎天下を歩き続けてたのか、すごく喉が渇いてる様子。とりあえずお水をあげる。

ものおじせず家の中にも入ってゆき、TABIのご飯の残りなどつまんでいる。お腹が空いているのか。鶏肉のかけらでは満腹にはならないだろうと、買い置きしてある缶フードをちょっとだけあげてみる。ヨーキーがどれだけ食べるのかわからないので、小皿にちょっと。ものすごい勢いでたいらげた。

男の子でしかもテリアなのに、TABIとはニオイ嗅ぎしただけでうまくやっている。だけど、迷子には違いないし、飼い主は青くなって探しているに違いない。そこで、夫がTABIを散歩に連れてゆきながら近所を回り、聞いてみることに。

お向かいもお隣も「さあ？見たことない」と言っていたが、三軒先で「ああ、この子はあのうちの子だよ」と教えてくれた先は、他にもチワワなど小型犬を多頭飼いしている近所のうち。いつも犬達は放し飼いで、とくにチワワはよく庭を脱走しては車にひかれそうになったり、よその犬を攻撃したりしてみんな迷惑している。

SPIKEを連れてゆくと、飼い主夫婦の奥さんのほう（三十代とおぼしき女性）はパティオに腰かけスマートフォンで話に夢中。

「お宅の犬？」と聞くと、「あらSPIKE、どこ行ってたのお～？（そして電話の相手に向かい）え？ううん、うちの犬よ。ヨーキーのほう。それで、それからどうしたのよ。へえ～、そおなのお、それじゃあねえ．．．」と、全く犬が何時間もいなくなったことには関心がない様子で電話会話に没頭。

犬はこの女になついてるし、とりあえず飼い主であることには間違いなさそうなので、犬を置いて去る。

こんなにほったらかしで、なんのために犬をたくさん飼ってるんだろう？
これじゃあ、誰かが犬を盗んでも気がつかないんじゃない？
おんなじ態度で、自分の子供達にも接してるのか？

いろいろ疑問はわいてくる。
が、結局は他人の犬なので。