白いお客様

今週末は、かわいいお客様が来ている。


SYDNEY

アメリカン・エスキモーの女の子。
育ちの良いお嬢様で、伏せをするときはこのように足を組んでお上品にお座りする。まだ四歳と若いので、とっても活発。夕べは、ポーク・ローストをTABIと仲良く分け合って食べた。

今日の夕方、飼い主さん夫婦が旅行から戻り向かえに来る。
TABIにとっては、つかの間の妹でした、チャンチャン。

春草

もう芝生が青々してきて、お隣は芝刈りをしている。

TABIは春先の柔らかい芝が大好きで、牛のようにもぐもぐ食べる。お隣の庭へ降りていって、青い春の草を味わっている。

そんなに草が好きなら、と、Cat grassを買ってきた。

猫が好んで食べる草で、よくペットショップなどに室内栽培用のセットが売られている。犬も草好きな子は、よく食べるらしい。

水をあげて発芽を待つだけなので、簡単。
うちでも、日当たりのいい窓辺でスクスク育った。



青々として新鮮なやつを、「さあ、おあがり」とTABIに出してみた。

TABIは、クンクンとニオイをかいだものの、プイッと横を向く。
せっかくお前のために買って育てたんだよ！それはないでしょ！
お隣の庭の芝よりか新鮮なのに！
つーか、人間とか猫とかが踏みつけてないから清潔なのよ！

とプンプンしてもしょうがない。
ま、観葉植物としても綺麗なので、しばらくは窓辺に置いて楽しもう。

It's PBGV!

クラフト・ショーの結果が出た。

PBGVは、TABIパパが大好きな犬種。
めったにそのへんで見かけないが、もう見つけたらメロメロ。
「いつかはPBGVがBISをとると思ってたよ！」と、大喜びしている。

とっても活発な犬なので、普通の家庭では運動が大変だ。この子も、一日四時間半のお散歩（しかも早足で）だそうだから、日中仕事がある人じゃ無理だね。

それにしてもこのブリーダー、インタビューに答える背後の飾りだなにショーのリボンがすごい無造作につっこんである。忙しくて、整理してる間がないのかしらね。まーね、うちもTABIのアジリティのリボンがコンテナにぎっしりだよ．．．

体内時計

いまだにヘンな時間に目が覚めてしまう。

それも、ものすごくお腹が空いて。我慢して寝ようと思ってると、胃が痛くなってくるくらい空腹。仕方なく、ちょっと軽いものを食べて寝る。時間を調べると、ちょうど日本では夕食時。胃袋は、いまだに日本時間で生きているのだ。

今回は時差ボケがひどく、いまだに体調が戻らない。

別の州に住む日本人の知人に電話でそのことを話したら、「私もそうだったわよ」
彼女も昨年里帰りしてカナダに帰ってから、それまでかかったことのない不眠症になってしまい、たまりかねて主治医に睡眠導入剤を出してもらったらしい。なんとか眠れるようにはなったが、数ヶ月たった今でも体調は万全ではないという。

トシをとると、時差ボケもキツイのか。

１２時間以内の時差であれば、帰国後に自国のタイムゾーンに慣れるのが早いそうだ。確かに、日本と欧州間など8時間程度の時差だと、数日で体調が回復する。が、２０時間近い差になると、やっかい。体に無理が来る。

もうこれは、あせらず体が慣れるのを待つしかない。

ところで、今日はお散歩道で聞いた悲しいニュース。
POLOがお星になってしまった。クリスマス前だったそうだ。「あの子がいないと、庭がさみしいわ」と、飼い主さん。１３歳だった。

春の風味

昨日、今日と久しぶりに晴れて、春の陽気。

お外が好きなTABIは、早速バックヤードに出てひなたぼっこ。



新鮮なカリフォルニア産の無農薬ネーブルオレンジが手に入ったので、マーマレードを作ってみた。というのも、東京の友人宅でご馳走になったマーマレードが、とっても美味しかった。普通のと違って、輪切りにしたオレンジがどかっ！と入っている。オレンジの風味が丸ごと味わえる、野性味のあるマーマレードだ。それを思い出したのだ。

調べてみると、フランスはバスク地方の名産にこういうマーマレードがあるらしい。作り方は普通のと全く違い、柑橘系の苦味が出ないよう煮こぼすのを繰り返すなど手が込んでいて、出来上がるのに一週間くらいかかる。私は、オレンジ二個を使ってごく簡単に30分でできる方法で作ってみた。



オレンジのシロップ煮に近いアッサリとした仕上がりだが、これはこれでなかなかいける。田舎風丸パンをトーストしたやつにのせて、春の朝ごはん。