TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ついてない日

2002-04-20 08:46:49 | インポート
嗚呼ついてねえやい。泣きっ面に蜂たあ、このことでえ!(江戸っ子風)

夫がアニマルコントロールに電話して待ちぼうけの件を報告すると、
「緊急事態が発生したので行けなかった」とのこと。
サーカスから象が脱走したのか?(苦笑)

夫は彼らの良い訳をマジメに信じているが、私はこれは「こっちは忙しいんだ。
そんなことで一々世話を焼かせるな」というメッセージだと思っている。
しかし、例の犬の件では危険な思いをしたのはうちの犬だけではない。
あの犬は、猫や人間の子供にも攻撃性を見せている。
このままでは、誰か死ぬぞ。

ま、とにかく今日の午後7時に来ると言った。
私は主治医の予約やら何やらで市内に出なければならず、てんてこまいしながら
帰宅し、大急ぎでTABIを散歩に連れだし、早めの夕飯を済ませて待った。
やはり来なかった。

あーやっぱりね。どっと疲れが出て、思わず寝室に行きベッドにどたっ。
ふと見ると、布団の上に南瓜の煮付けがころがっている。
ああTABIだな。こんなところに…いや、南瓜なんて煮てないぞ?
これは?あああー!!!

それは、私が大事にしていたウサギのぬいぐるみの頭部だった。
TABIにチリチリバラバラにされ、南瓜と思ったのは中味のスポンジだった。
そのウサギは、中学校の家庭科の宿題で作ったもので、95点をもらった自慢の
作品だ。肺炎で大学病院に入院した時も、一緒にベッドで寝てくれた。
日本からお嫁に来る時も、連れて来た。もう薄汚くなってしまったが、
手放せないぬいぐるみの一つだった。

TABI…よりによってこのウサギを…(涙)

思わず叱りつけたくなったが、今叱ったって犬には意味がわからない。
で、やめた。バラバラの残骸をあつめて、ハンカチで包んだ。
いままでTABIは、私のぬいぐるみに手を出したことはなかった。
たくさんの友人から「犬にテディベアをバラバラにされた」という話を聞いたが
このコはそういうことをしないのかと思っていた。
もう信用できないぞ、こいつ!

残骸を集めていてふと気がつくと、ウサギが首につけていた赤い鈴がない。
床の上など必死に探したが、ない。TABI、お前食ったな!
明日あたり腹痛・下痢ピーで泣くぞ。ふん、自業自得だ、たわけモノ!


待ちぼうけ

2002-04-20 08:13:53 | インポート
今日は、ほんっとに忙しかった。しかも、疲れ損だった。

昼間、夫が職場からアニマルコントロールに電話で事件のことを報告した。
すると、係官がうちへ事情聴衆に来るという。午後7時から8時の間と言った。
私と夫は、夕方帰宅してから大急ぎで手分けしてリビング・玄関・ダイニング
をかたずけた。私は、知人宅へ本をとりに行く約束をしてたので、大急ぎで
行って来た。夫は、庭師の人が来る予定だったので、待機し、庭師が来たら
急いでバタバタと見積もり話をかたずけた。

うちは午後7時というと夕飯の時間なのだが、係官が来るというので夕飯を
あとにずらすことにした。TABIもエサはおあずけだ。

9時まで待った。
もうみんなお腹空いて死にそうだった。冷凍スープを温めようか、と私が
言ったが、夫は待てないからサブ・サンドを買いに行こう、と提案した。
そこで、ドアに「すぐ帰ります」のメモを貼ってTABIとともに車で出かけた。

帰宅してサンドイッチを食べながら待ったが、来ない。電話もない。
こちらから電話しても、録音につながるだけだ。
まあこういう、「?時に行きます」と約束したのにすっぽかす、というのは
カナダでは日常茶飯なので夫は驚かない。
でも私は納得いかないぞ?!来られないなら、連絡くらいしてほしい。


二度あることは三度

2002-04-18 06:40:25 | インポート
またやられた!TABIが例の犬に襲われた。

散歩道を変え、時間を変え、しばらくあの犬に会わないでホッとしていた。
だが、二度あることは三度ある、とも思って警戒していた。

今度こそアニマル・コントロールだ。
相手だって覚悟してるはずだ。うちは前回、警告したのだから。
もう近所だからって遠慮するものか。


お大事に…

2002-04-18 03:19:59 | インポート
いつもの公園に行くと、皆勤賞のチョコラブ、ZOOMがいない。

その場にいた常連に聞いたら、なんと靭帯損傷で手術し、入院中だという。
ZOOMは典型的なお転婆ラブで、いつも元気に走りまわっている子だ。まだ1歳
未満だし、去勢手術後だって3日目には公園に復活して遊んでいた。

また聞きなので正確なことはわからないが、ごく普通に遊んでいて切ってしまった
らしい。ちょっとビッコひいてたので、獣医に連れて行ったら即手術になって
しまったとか。

靭帯損傷のラブの話は、これで何頭目か?
みんな、とくに転んだとかいうこともなく、普通にしてて切っちゃった、という。
靭帯って、そんな弱いものなの?
そういえばシェパードで、普通にフリスビーで遊んでて脊椎を損傷し、下半身不随
になって車椅子生活で後半生をおくった子もいる。
大きな犬って、体重があるばかりに怪我するとダメージも大きいのか?

犬は、とくに作業犬の歴史のある犬種は、と?っても痛みに強い。
怪我しても「キャン」とも言わないことがよくあるから、飼い主が気付かず、
そういう小さな怪我がつもりつもってある日大きな損傷となって表面化するのか?

ともあれ、さすがのZOOMもしばらく走れない。
早く良くなりますように。TABIも気をつけなくちゃね。


餓鬼化するTABI

2002-04-15 04:50:56 | インポート
姑のうち滞在中、TABIはほとんど絶食状態だった。

これは、TABIにはよくあること。
旅先など環境が異なると警戒して食べ物に口をつけない犬は、けっこういる。
べつに病気がなければ、ほっておいても飢え死にするまえに食べ始めるから
大丈夫だ。実際、滞在最終日には食欲が出て、あろうことか姑の猫の目を盗み
キャットフード(ドライ)を横取りしてたいらげていた。
猫の怒りをかったことは、いうまでもない。

少しやせて帰宅したTABIだが、うちに帰ってホッとしたのか食欲が戻った。
戻るどころか、よく食うこと!

今日は旅行以来久しぶりの食料買出しで骨付き牛かたまり(1キロぐらい)
を買った。TABIはお昼に屋台のおばさんから焼き鳥一串をもらって食べたので、
お腹は空いてないだろうと思ったが、そのかたまりを袋から出してTABIのお皿
に入れておいてあげた。

食料を冷蔵庫や棚にしまいこみ、レシートの整理などしてキッチンに行ったら
肉が消えている!あれ?と思ってTABI用クッションを見たら、中が空洞になった
白い骨がゴロンところがっている。
「もう食べちゃったの?!」
とTABIに聞けば、口のまわりについた血をペロンとなめながらすましている。

すごいねえ。
まあこれだけ食べてもお腹をこわしたりしないし、いいや。