TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

運命というもの

2003-08-24 09:23:49 | インポート
ビーチで、3本足の犬に会う。

このロッティ・ミックスはTABIと同い年で、たまに散歩で見かけていた。
昨年、前足にガンができて獣医大病院で切断手術をしたのだが、その後また
ガンが転移したらしく後ろ足などあちこちに痛々しい切除の痕が残っている。

もともとスリムでハウンドタイプの敏捷そうなボディだったが、足をなくして
運動量が減ったのか、薬の副作用なのか知らないが、でっぷり太ってまるで
別犬のようだ。しばらくぶりで見たときは、まさか同じ犬とは思わず、飼い主を
見て初めて気づいたくらいだ。苦労したのか老けてしまって、TABIと同じくらい
若いと言っても誰も信じないだろう。

もう永くないかもしれない。
最初の飼い主からは捨てられた犬だ。
子供にせがまれて子犬を買ったが、世話が面倒になり引越しするのをいい機会に
捨てられてしまった。よくあることだ。
短い犬生のなかで、楽しい思い出がこの子にどれだけあるのだろう?

同じビーチで、こんどは生後4ヶ月の子犬に会う。
生命力に満ち溢れた、元気印。この子は幸せな犬生をまっとうするのかな。
どの子も健やかに育ってほしい。


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