アメリカ政府主催の晩餐会に夫と二人招待され、出かける。
市内一のホテルの舞踏会場は、正装の男たちやイブニング姿の女でいっぱい。
私のお目当ては美味しいと評判のディナーであったが、さすがに一流シェフ
だけあってアペタイザーからデザートに至るまで手抜きのないお料理だった。
サーバーもとてもタイミング良く、てきぱきと動く姿は無駄がない。
それにしても、アメリカ人というのは本当に愛国精神が強いのだなと感心する。
国旗掲揚の海兵隊員の靴なんかもう、鏡みたいにピッカピカ!
そして、国歌が流れると老若男女がサッと立ち上がり、直立不動で右手を
左胸にあて、斉唱するのだ。お国のためなら命も惜しむまい、という心意気は
日本でも第二次大戦まであったろうが、いまそういうことを日本では口にする
ことも許されまい。良いとか悪いとかではなく、そういう育て方をされなくなって
数十年がたち、私たちの世代にはこんなアメリカ人の愛国ぶりが奇異に映る。
こうした正式晩餐会にはそれなりの社交のルールというのがあるが、さすがに
みんな慣れているというか、きっと子供のころから親の様子を見て育ち、また
教えられてきたのだろう。洗練されたマナーというものは、東洋流であれ
西洋流であれ、見ていて美しいものだ。
それにしても、全くみな衣装もちだ。ちょっと前にもディナーがあったが、
ちゃんと今日は違うこしらえで登場だ。彼らのクローゼットを見てみたいものだ。
市内一のホテルの舞踏会場は、正装の男たちやイブニング姿の女でいっぱい。
私のお目当ては美味しいと評判のディナーであったが、さすがに一流シェフ
だけあってアペタイザーからデザートに至るまで手抜きのないお料理だった。
サーバーもとてもタイミング良く、てきぱきと動く姿は無駄がない。
それにしても、アメリカ人というのは本当に愛国精神が強いのだなと感心する。
国旗掲揚の海兵隊員の靴なんかもう、鏡みたいにピッカピカ!
そして、国歌が流れると老若男女がサッと立ち上がり、直立不動で右手を
左胸にあて、斉唱するのだ。お国のためなら命も惜しむまい、という心意気は
日本でも第二次大戦まであったろうが、いまそういうことを日本では口にする
ことも許されまい。良いとか悪いとかではなく、そういう育て方をされなくなって
数十年がたち、私たちの世代にはこんなアメリカ人の愛国ぶりが奇異に映る。
こうした正式晩餐会にはそれなりの社交のルールというのがあるが、さすがに
みんな慣れているというか、きっと子供のころから親の様子を見て育ち、また
教えられてきたのだろう。洗練されたマナーというものは、東洋流であれ
西洋流であれ、見ていて美しいものだ。
それにしても、全くみな衣装もちだ。ちょっと前にもディナーがあったが、
ちゃんと今日は違うこしらえで登場だ。彼らのクローゼットを見てみたいものだ。