TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬のこころ

2009-07-07 12:52:53 | インポート
夏といっても早朝はジャケットを着込む寒さ。

今回の競技会は、朝方早いクラスだけに参加。涼しいうちに家に帰れるからだ。
お友達のテントに間借りしてたら、Kentが挨拶に来てくれた。いつの間
にかたくさんの人とお友達になったのだな、と感慨無量。

涼しいのはいいが、芝が朝露で濡れていてすべりやすい足元。こんな日は
安全第一、無難な走りでクリーンを目指す。QはQだったがSQではなかった
ので、わかっていたもののちょっとがっかり。でも夫は「いいよ、これで。
Out with a Q」とサバサバしている。

荷物をかかえて駐車場へ向かう途中、突然TABIが立ち止まった。
いつもなら「さ?終わった、終わった!帰ろ、帰ろ」とニコニコしている彼
なのに、妙に覚めた顔をしている。おいでよ、と言っても動かない。

またサボテンでも踏んじゃったのか、と思って足元を見たが、そうでない。
ただ寂しそうな顔で、うつむいている。しばらくして、何事もなかったかの
ように歩き出した。

どこか痛めたのかと思って車に乗る前にチェックしたが、なんともない。
犬なりに、何か感じることがあったのだろうか。ひとはよく、「たかが犬」
と言うが、彼らにだって私達人間と同じように豊かな感情があるのだ。
言葉の通じない相手であるから、こころのうちを尋ねることはできないが、
犬の気持ちは尊重してあげたいと思う。


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