TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

今日という日は

2007-06-25 13:08:27 | インポート
二度と来ない。

郊外にあるコーヒーショップでアイスクリーム・ソーシャルがあるというので
出かける。めぐまれない人々への寄付イベントで、バンドが出たり、アイスが
50セントと破格の値段で売り出される。広い牧場に囲まれ、とれとれ牛乳で
つくったアイスはとても美味しい。

たまに夫婦と犬とでお昼を食べに行くコーヒー屋だが、外のパティオなら犬も
OKなので私たちは気に入っている。今日も、広いパティオで犬連れがたくさん
集まっていた。食料品の寄付を募っているので、私たちも朝食用のシリアルを
持参して寄付した。

アイスに目のないTABIは、私たちの間にお座りしてよだれダラダラでおこぼれ
を待っている。目をキラキラさせてアイスをなめるTABIを見ながら、ああなんと
私たちは今、幸福なんだろうかと思う。こんな時がいつまでも続くといいのに。

「犬に欠点が一つあるとすれば、人間よりはるかに寿命が短く、私たちより
先に逝ってしまうことだ」と誰かが言っていた。

いつかこの子が旅立ってしまったあとに、今日のことをどんなにか懐かしく
思い出すことだろう。つい涙がこぼれて、塩味のバニラアイスになってしまった。


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