「念のため」って？

TABIの検便結果が出て、寄生虫は陰性ということで安心。

先週はTABIの秋の健診があり行って来たが、私がまだ熱でバテバテだったので日記はお休みしていた。いつもながら元気でとくに変わりなく、春の血液検査の結果が良かったので秋の血液検査は「やらなくてもいいわ」と先生。

気管虚脱についても、このところ咳もあまりしないし時々走るとハアハアするのは年齢からいって当たり前だそうで、心臓もなにも心配ないらしい。胴体にできた脂肪のかたまりを検査してもらい、即座に異常なしとの結果。

しかし「寄生虫駆除剤を出しておきましょう」と言う。
「虫がいなくてもいても、念のために駆除剤を飲ませておけば安心だから」と。

だけど、駆除剤はやはり体に負担になる。虫の害が出ているのならともかく、いるかどうかもわからないのに飲ませるのは納得いかない。私自身も、医師から「女性は貧血が多いから、念のために鉄剤を摂りましょう」などと言われると拒否する。血液検査で貧血と出たなら納得だが、やたらに鉄なんかとっても無駄なばかりか害になることがある。

そこで「検便して虫がいるか確かめてからにします」とキッパリ言った。
翌日、TABIのウンチを病院へ。結果は、全て陰性でめでたし、めでたし。

実際には検査の方が高額で、駆除剤を買ったほうがずっと安い。
だから獣医は、飼い主の経済的負担を軽減するためにすすめるのかもしれない。けれども、お金と愛犬の体を天秤にかけたら、私はできるかぎりTABIの健康のほうをとる。