TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ことばの源

2004-03-25 10:39:51 | インポート
久しぶりにフランス系の人と仏語で話して、どっと疲れてしまった。

慣れない言葉を操るのは疲れるものだ。日本語だって、里帰りして一日二日は
時々適切な言葉を探して、口ごもってしまうことがある。

よく日本語は右脳で、その他外国語は左脳だと言うが本当だろうか。
韓国語は文法が日本語と酷似してるし、ハングルじゃなく漢字を使うとほとんど
日本語と同じ解釈ができるから、おそらく右脳なんだと思う。

中国語、といっても私は北京語しかできないが、同じ漢字を使う言語でも文法は
日本語とおそろしく違うし、同じ漢字でも意味がとんでもなく違ったりする。
しかも発音が難しく、四声まである。話す時には、日本語から翻訳していては
とても間に合わず、むしろ英語で発想してそれを中国語に置き換えた方が早い。
中国人ビジネスマンが英語に流暢なのは、そのへんにカギがあるのか。
中国語は、たぶん左脳だ。

ではフランス語は?
私はまだ下手くそなので、いまだ英語で発想してフランス語に置き換えて話す
ことが多い。でも一度エンジンがかかると(というのも変なたとえだが)
頭の中で翻訳することなしにすらすらと口から言葉が出てくる。
そしてそのほうが、英語から翻訳するよりずっと楽なのだ。ということは、
右脳を使っているということなのか?

ところでシェパードなんかはよく、ドイツ語でオフィシャルな訓練を受けて
いたりする。K9ユニットで名前がドイツ系の子なんかは、そうだ。
ふだんヘラヘラしてても、ドイツ語で○○!とか言われるとビシ!と動く。
彼らも言語野を使い分けているのかな。


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