TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

冬のお客様

2017-01-08 08:24:46 | ガーデン
今朝からボタン雪が降り続いている。



庭に設置したバードフィーダーがからっぽだったので、作り置きしていたバードケーキを入れてやった。すると「待ってました!」とばかりに鳥の群れがやってきた。フェンスの上や柳の木の枝にとまって、順番待ちをしている鳥がたくさん。

ガーデニングをするようになってかれこれ二十年ちかくになるが、その間に学んだことの一つは、庭全体の環境を整えることが大事って話。たいていの人は、家庭菜園を設けて食える野菜や果物だけ育てたり、観葉植物だけ育てたりしがち。それでもはじめのうちはうまくいくだろうが、そのうち病虫害が発生して「こんなはずでは」状態になってくる。

作物の収穫をあげ、花々を見事に咲かせるには、庭の環境を整えないといけない。

薬をまくだけではダメなのだ。害虫を食べてくれる益虫や野鳥が訪れてくれるように、水のみ場やバードフィーダーを設置したり、彼らのエサになるような灌木や草花を植えたりすることが大事。我が家の庭にはさらに、受粉を助けてくれるハチのためのお休みどころもある。野鳥にせっかく実った果実を持ってかれることもあるが、そのくらいは大目に見ている。

ハーブガーデンだって、ひとは「うちは料理にハーブなんて使わないから」と渋ることが多いが、実はハーブは土を肥やし、まわりに育つ植物の生長を助けてくれる。ハーブの根からはミミズが喜ぶ成分が分泌されるので、土壌改良に役立つのだ。

それにもちろん、フィーダーに集まる野鳥や、それを追う近所の猫との攻防戦を観察するのもおもしろい。