TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

「相手のために」生きる日本人

2015-07-06 14:47:36 | ふしぎの国、ニッポン
私はマニキュアが好きなので、ネット上でいろんなデザインを見て参考にしている。

日本語のサイトもたまにチェックするが、日本サイトで共通するのは「男性にウケのいいネイル」とか「会社の上司にも叱られないネイルアート」とか「お年寄りから目をひそめられないネイル」とか、とにかく「このネイルなら、誰にでもウケがいいですよ!」とアピールしている点である。

「キレイ!これ好き!」って自分で気に入ったネイルを選べないのか?高速道路のスピード制限じゃあるまいし、「赤はダメだけど薄いピンクならOK」みたいな暗黙の規則が存在するらしい。今はありとあらゆるカラーやデザインが選べる時代なのに、日本じゃあいかわらず透明かうすいピンク、ベージュの爪ばっかだ。

メイクや洋服も同様。
「世間一般にウケがいいかどうか」が、選ぶ際の基準になっているらしい。自分が好きだからとか、似合うからとかではいけないのだ。誠にもって窮屈な世界である。その規則を守らないと、「いいトシしてあんなもの身につけて!」とかいろいろうるさく言われて村八分になるらしい。いやはや、タイヘンだ。

Tina Turnerなんか、60歳過ぎてもミニスカートはいてカッコ良かった。足キレイだもん、見せなきゃ!

やっぱ私は、もう日本で暮らせないな(苦笑)