TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

犬の立場は…?

2015-06-03 12:53:27 | カナダ話題
かわいそうなのは、間に立つわんちゃん。

ご近所で仲良くしている夫婦が、別居中だと知ったのは先週。
旦那さんのほうは前から仕事で出張が多かったので、しばらく見かけなくても不思議に思わなかった。よく彼らの飼っている犬をうちで預かったりするし、うちと交流があったのに、二人の間がそんなことになってるとは気がつかなかった。TABIのお誕生日パーティーにも、夫婦で来てくれたのに。

なんと、今年の始めからずっと半年ちかく別居してるという。

旦那のほうは、家の手入れなどにちょくちょく帰って来る。が、住んでいるのは別の町。子供達はみな成人して独立し、孫も大学生だから、離婚しても養育権とかめんどうなことはあまりなさそう。だけど、離婚届にハンコをつけばオシマイの日本と違い、カナダの離婚は時間もお金もかかる。州によっても法律が違うが、だいたいどこも公式に一年間別居したことを証明しないと、離婚の手続きができない。離婚専門弁護士の料金だって、べらぼうだ。奥さんのほうはすでに離婚を決めてるみたいで、「この家は私がもうらうわ」と息巻いている。

別居の理由は、私達は知らない。
だけど、なんでいまさら離婚?
家庭内暴力で命の危険があるとかなら納得だが、そういうのではないことは明らか。

二人とも六十代の初め。
人生あと十年ちょっとなんだから、我慢できないのか?
ま、寿命はもっと長いかもしれないけど、アタマも体も達者で人生楽しめるのはせいぜい七十の半ばまでだ。それすぎたらもう賞味期限切れみたいなもの。それまでの貴重な十年ちょっとを、お互い憎みあい法廷で争い、家族全部を嵐に巻き込んでバラバラにすることに何の意味があるのか?考えなおしたほうがいいと思うな。

それにしても、この近所で別居や離婚はこの一年で七件も。そのたびに家が売りに出されるから、すぐわかる。こういうケースだと、売り手は価格交渉にのりやすいから、買い手にとってはラッキーであるが。