TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

掘り出し物

2014-06-01 07:57:01 | TABIと暮らす日々
動物愛護協会のガレージセールに行って来た。

新聞の広告で見たけど、行くつもりはなかった。でも、ブランチの帰り道の途中で大きなサインが出てたので、ちょっとひまつぶしのつもりで寄った。ちょっとしたテントかなんか出店が出てるのかと思ったら、イベント会場の内外をしきっての大掛かりなセール。どっからあらわれたのか、と不思議に思うくらいの人ごみ。

出品されているのは一般からの寄付のみ。だから、なんでも格安!

夫は犬猫関係の品だけかと思ってたようだが、日用雑貨から衣類、本、家具やガーデニング用品にいたるまで何でもあり。夫はDVDや電化製品を物色、私は日ごろからヨーロッパの陶器に目がないので、コレクションの並ぶテーブルへ。

ロイヤルドルトンを始めとするイギリス製のボーンチャイナやファインチャイナがたくさん。もうすでに廃盤になってしまったデザインも。おばあちゃんの遺品といったところか。やはりイギリスからの移民が多いためか、こちらではなかなか手に入らない品もあり、一体出品した人々はその価値を知っているのか?とふと考える。ま、価値がわかってても使わないなら食器棚の肥やしだもんね。それに、食器洗い機で洗えないものはいまどき人気ないし。



つーことで、ポートメリオン獲得、これなんと、たったのドル。これは全くの新品で、使った形跡なし。ギフトだったのか?

ところで、最近私達は休みの日にTABIを連れて近くの散歩道を歩く。ずーっと国道まで通じる道の途中にショッピングモールがあり、そこのペットショップで買い物してから、また散歩道を歩いて帰る。お買い物好きなTABIは、毎週楽しみにしている。


「いっぱいオヤツもらっちゃった!」

今日は帰り道、鹿の親子に遭遇。



このあたりの鹿は人間に慣れているので、攻撃性はない。この子鹿は、散歩道のフェンスの外側に出てしまい、画像向かって右側を歩く母鹿とはぐれてしまったらしい。子鹿は私達を見て母のもとへもどろうとしたが、フェンスが邪魔で戻れない。大人の鹿なら、このくらいのフェンスは飛び越えるが、子供じゃ無理。

私達は、子鹿を追い立ててフェンスの切れ目まで誘導しようとした。が、その途中で自転車に乗った女性がこちらへ来るのが見えた。



女性は鹿と私達を見つけ、事態を察して自転車を止めた。はからずも人間がはさみうちをした形になり、子鹿は困った顔。TABIがおとなしくしているのが幸いだが、人間も鹿もしばらくは沈黙したまま動けない。

そのうち母鹿は、「私は先に行くから、お前はあとでついて来なさい」とでも言うようにサッサと森の中へ消えた。私達は、逆方向へ進んで森の休憩どころで様子をうかがうことに。ザザッ!と音がしたので、おそらく子鹿が森の中へかくれたのだろう。母鹿なら、いつでもあとで子鹿が隠れている場所を見つけられる。

子鹿の姿が見えないのを確認してから、家への道をたどる。自転車の女性と顔を合わせ、「子鹿はどこへ行ったか見えた?」と聞くと、「親と逆方向の森へかけていったわ。あとで親が来るんじゃない?」と言った。やっぱりね。

子鹿といっても赤ちゃんではなく、やんちゃ盛り。親は全く、世話が焼けて大変だ。