TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

さよなら、MANDY

2013-09-01 15:32:23 | TABIと暮らす日々
近所の犬友達、MANDYがお星になってしまった。

ちっちゃくてかわいいテリア系の雑種だった。
はじめは気取ったお嬢様みたいだったが、オヤツをあげて遊んでやって以来、よく散歩の帰りにうちにも寄ってくれた。つい先日の月曜日も、玄関先でニコニコしてたのに。

飼い主は、はじめはもう一頭の大型雑種犬を安楽死させる予定だった。「関節炎がひどくなって、階段の上り下りに時間がかかるのよ。もう12歳だし、来週獣医に連れて行って処分してもらうわ」と言っていた。当の本犬は、自分が数日後に始末されるとは思いもよらないのか、近所の猫を追いかけて元気そうだったが。この子も私に慣れてよく一緒に散歩してたし、私はこの子のためにいつも大きなクッキーを用意して待っていたのでショックだった。そこで、先週末に残りのクッキーを全部包んで持って行った。

すると飼い主はちょっと驚いた様子だったが、喜んで受け取ってくれた。そして、「MANDYもねえ、15歳でしょ。一緒に処分してもらおうかと思って」と言った。

え...
だってまだ元気なのに?
と思ったが、他人の私が口出しすることではない。

結果的には、獣医は大型犬のほうはまだ鎮痛剤を飲ませれば大丈夫ということで安楽死を見送り、ちっちゃい子のほうを処分することに同意したらしい。

犬はまだ元気なうちに、苦しまないうちにあの世へ行くほうが幸せなんだろうか。
私は個人的には、愛犬がただ高齢だという理由で安楽死させようとは考えられない。治る見込みのない病気とかで、苦しむ姿を見ていられない、という状況なら納得もできるが。

なんだか日本の姥捨て山伝説を思い出してしまう。