TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

「だって」の意味

2013-04-05 14:28:35 | その他
夫は英・仏のバイリンガルだが、日本語は全く話さない。

しかし耳の達者な人で、聞いた言葉をそっくりそのまま、九官鳥のように復唱できる。何年か前、日本人の友達が遊びに来て私と話しに夢中になっていたところ、夫が突然「へーえ、そうだったの、すごーい」と友達の言った言葉をオウム返しに口走った。私と友達は思わず顔を見合わせ、爆笑。

「だけど旦那さん、日本語うまいよね!」と、その友達は感心しきり。いわゆるガイジン訛りが全くないのだ。が、会話はできないので結局、オウム返しだけ。

先日も彼は、TABIを夜の散歩に連れてゆく前にTABIに向かって「お散歩だって!」と日本語で声をかけた。

夫が夜寝る前にTABIを散歩に出すとき、ベッドで寝ているTABIに私は「ほら、お散歩だって!」と声をかけて起こす。それを聞いて夫は覚えてしまったらしい。あまりに私の口調に似てるので、「また九官鳥が始まったよ」と私は大笑い。

「『だって』というのは、どういう意味だ?」と、夫は聞く。

う~ん、あらためて考えると、なんだろう?
「お散歩だって」「ご飯だって」「お風呂がわいたって」などの「...て」は、その後に何かを省略しているのは明らかだ。「...って、パパが言ってるよ」みたいなものか。

普段何気なく使ってるけど、意味をあらためて考えるとわかんない表現っていっぱいある。これも、その一つということか。