TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

きのこ狩り2

2012-11-10 17:14:38 | TABIと暮らす日々
またまた、きのこ狩りに行ってきた。

今回は、きのこ博士の主催するきのこセミナーに参加。地元のきのこについてじっくりお勉強し、実際に山できのこを探すことに。

夫は参加が危ぶまれたが、幸いにも抗生物質が良く効いて腫れが引き固形物も食べられるようになったので(つーか、私にポタージュを作らせといて、自分は夜中にチップスとか食ってたんだよあいつ!)、一緒に参加。フェリーに乗って何時間もかけて来たという、イギリスからの移民女性もセミナーに来ていた。

TABIは車でお留守させようと思っていたが、博士の愛犬(ボーダーコリー)OLIVERも一緒なので、TABIも連れてゆくことに。


まだ一歳でやんちゃ盛り

まず、博士の山小屋できのこのお勉強。
白いスポンジみたいのは、カリフラワー・マッシュルーム。歯ごたえがあって美味しい。



それから博士は、マツタケのリゾットときのこのラザニアのお昼でもてなしてくれた。実は博士の本業は、世界中の有名レストランを渡り歩き、今では高級ホテルやレストランのコンサルティングをしているシェフなのだ。きのこの魅力にとりつかれ、豊富な種類のきのこが一年中とれるこの地方に住んで数年。

お腹いっぱいになったところで、山へ。


微妙な間隔をとって山歩きする二頭

今年は残念ながらきのこにとって最悪の天候で、今頃ならごっそり出てるはずのものが全く見つからないという。そのうち霜が降りてしまえば、きのこもほとんどが終わってしまう。

マツタケも、フツウなら9月から今頃はどんどん見つかるはず。でも、見つかるのは毒のある偽マツタケだけ。


食べちゃダメ

イギリス女性のOliviaはとても目が良くて、「あっ、あそこにきのこが!」と隠れているきのこを道々見つける。でもなかなか食用になるやつが見つからない。せっかくバケツを持ってきたのに~。

地面には、グミキャンディーみたいな透明の小さなきのこがパラパラと顔を出していた。これは食用で、ナマでサラダに入れたりできるらしい。とってもカワイイ。だけどやっぱり、ちょっとしかない。

が、やっと帰りがけに一本の枯れ木の、地上から2メートルくらいのところにオイスター・マッシュルームがあるのを発見。高いところにあるので、誰もとらなかったらしい。夫が切り株によじのぼり、とってきた。


収穫!

博士の先代犬COOPERは、きのこを見つける天才だったそうだ。トリュフ狩りの犬みたいだな。うちのTABIも、そうやって訓練するか。

収穫がいまいちだったので、博士は山小屋にもどってから今日のセミナーのためにとってきたきのこを私達生徒に分けてくれた。

帰宅して、夕食はさっそくオイスター・マッシュルームと野菜のピザ。きのこはスライスしてバターでソテーし(博士によると、ごく軽く火を通すだけにするのがコツ)、焼きあがったピザにのせる。と~ってもおいしゅうございました。