TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

またまた学習するということ...夫編

2012-11-08 16:00:21 | その他
痛い思いをしないと、やっぱダメなのかも。

昨年、夫は職場にある歯科クリニックで奥歯の詰め物を換えてもらった。その直後から熱いものや冷たいものがしみるようになり、痛みが強くて鎮痛剤を飲むこともしばしば。

「歯髄炎かもよ。診てもらったら?」
と私はすすめたが、医者嫌いの夫は頑として聞かず、痛み止めでごまかしていた。痛い時には私や犬に当たりちらすので、いい迷惑だった。頭に来たが、私は「そのうちもっとひどくなって、つらい思いをするのは彼なんだから」と冷静に観察していた。

最近になって、鎮痛剤も効かなくなり、夫は自主的に歯科クリニックへ行った。やはり歯髄に感染が起きており、すぐに根幹治療となった。根が枝別れしたのも含め6本もあったそうで、4時間もかかったらしい。

帰宅した夫は頬が腫れていたが、その後すぐ寝室で熱を出しながら寝込み、翌日には顔全体が腫れてがきデカのようになってしまった。夫は、上司にメールを打って欠勤の報告をした。これまで何十年も無欠勤を誇っていた彼が、初めてとった病休であった。

抗生物質と痛み止めをとっているのにもかかわらず、腫れも痛みもひかない。そこで、またクリニックへ。膿がたまって炎症が起きているとのことで、今度は口腔外科で手術となった。といっても、切って膿を出すだけだし、もらってきた薬からしてもそんなに大きな手術ではない。私がこの夏やった手術のときは、もっと強力な鎮痛剤が出たし抗生物質も強かった。

ま、とにかく歯科医からはまた欠勤するよう診断書が出たので、今日も夫は自宅にいる。パパが毎日家にいるから、TABIは大喜びだ。でも遊んでもらえないので、おとなしく夫のそばにいる。

今度の治療はうまくいったようで、また抗生物質も効いてきたらしく、腫れはみるみるうちにひいた。夫も、寝ているだけでなく起きてネットでメールしたり、犬の散歩に出るようになった。

彼はこれで懲りて、次回はひどくならないうちに歯科医へ行くといいのだが。ま、人間のオスは学習能力が低いから、いずれ忘れてしまうかもしれない。