TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

10年。

2010-01-17 12:15:01 | インポート
今日は、TABIがうちの子になって十年目の記念日。

十年…

あまりにもあっという間。
雪の中、母犬の飼い主の家へあの子を迎えに行った。お昼寝中だったらしい
子犬は、ねぼけまなこでStaceyの下の娘に抱かれて外へ出てきた。
母犬は、心配そうに車の近くまでついてきた。子犬を受け取ると、ずっしりと
重く暖かかった。車で去る時、バックミラーには立ち止まり見送る母犬の姿が
小さく映っていた。それが、彼女を見た最後となった。

私の膝の上で眠る子犬が、私達夫婦の人生をこんなにも豊かにしてくれるとは
想像もしなかった。ただ、子犬の暖かさとふわふわのパピー・コートがなんとも
いとおしかった。

あれから十年、この子のいない暮らしなんて、私達夫婦にはとても考えられない。
一緒にお散歩に行ってご飯を食べて、暖炉のそばで暖まるというなにげない
平穏な時間を過ごすことが、いかに幸福であるかを教えてくれた、子犬。
神様がくれた、大切な宝物。

ありがとう、TABI。
その気持ちを書きとめたくて、いつもは旅行中はネットに手をつけない私で
あるが、今回はラップトップを積んできた。今、ベッドの上ですやすやと
眠るあの子は、子犬のころと少しも変らない。

いつまでも元気でね。ずっと一緒に楽しく暮らそうね、TABI。