TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

TABI受難の日その2

2009-10-16 14:16:01 | インポート
予想してたとおり、朝起きたら足の包帯はとれていた。

舐めに舐めたらしく、また出血してベッドカバーがまっかっか!
今度はとれないように工夫して靴下カバーをかぶせておく。こういう時のため
用にブーティーもあるのだが、引越し荷物のどこに入っているのやら。

何も言わないが舐めたがるということは、痛いに違いない。ホメオのArnica
とHypericumを五分おきに数回飲ませる。そのうちぐっすりと眠ってしまった。

お散歩は近所を短時間、オシッコとウンチをするためだけに出す。帰宅して
傷をあらためて見ると、割れた爪の根元付近に血豆みたいのが見え、まだ
軽く出血している。とりあえず割れた爪はとらないといけないが、ちょっと
素人では無理。夫はまだ「たいしたことないよ」と反対しているが、獣医に
電話して急患ということで夕方診てもらうことに。

やれやれ、と思ってTABIの顔を見ると、おでこになにかついている。今の時期、
ちくちくした草の実が散歩のたびについてくるので、それだと思ってとろうと
したら違う!ティックだ!三年前のカリフォルニアを思い出す。ティック用
ピンセットも持っているが、これも引越し荷物の箱。夫のアーミーナイフの
小道具で代用し、上手く頭ごと引きずり出すことに成功。すぐに空瓶に入れた
消毒用アルコール液に入れる。

ティックなんて滅多にやられないのに、やっぱ怪我して弱っているのが虫にも
わかるのだろうか。

さて、獣医では割れてぶらぶらしている爪を根元近くからとってもらった。
新しく生える爪がきれいに生えるよう、その爪全体を思い切って深くカット。
クイックが丸見えで、かなり出血したらしく毛に血が飛び散っている。
幸いにも足の指の骨や爪の根元まで達していないので、これ以上の手術は
おそらく必要ないだろう。傷の化膿さえなければ、爪が伸びてくれば普通に
戻れるとのこと。

しかし今週末のアジリティ競技会は欠席するしかない。
エントリー料は戻ってこないが、仕方ない。今回は、みんなで体を休めること
にしよう。かわいそうにTABIは、夕食のとき好物の牛肉にも口をつけない。
でも、私達がデザートを食べてたら「くれ?」と寄って来た(笑)

早く治して、また遠出しようね。


TABI受難の日

2009-10-16 13:51:53 | インポート
まるで予知したような。

夕方、帰宅した夫とお茶を飲みながら「TABIが怪我や病気でつらいのを見たら
かわってやりたい、と思うのは親心だよね。自分が痛い思いしてすむなら、
いくらでもこの子の代わりに耐えられる」と話したばかりであった。

TABIと公園へ散歩に行った夫が玄関で「タオル!」と言うのでかけつけると、
玄関のタイルが血でまっかっか。公園の滑り台で遊んでいて、TABIの足の爪
が何かにひっかかったらしい。狼爪でなく、後ろ足である。本犬はちっとも
痛そうなふりはせず、ちょこまか動くので玄関から台所、お風呂場まで広範囲
に血が散乱。前の家はカーペットだったが、ここはフローリングとタイルのみ
なので掃除が楽だが。

シャワーで泥汚れを流してよく見ると、爪が血管まで割けており、クイックが
露出している。出血が多いのも納得。とりあえずクイック・ストップをたっぷり
ふりかけ、ガーゼをのせて包帯を巻いて靴下をかぶせておく。

クイック・ストップの威力はたいしたもので、あれだけドクドク出血してた
のが十分ほどで止まってきた。とりあえず今夜は触らないで、明日になったら
獣医へ連れて行こう。夫は「こんなもの、ほっとけば治る」と言うが、
これまでに経験した割れ爪は軽度だったから自然に治ったが、今回はかなり
深い。爪の怪我はこじれるとヤバイし、知人のラブは指を切断する結果になった。

たまたま自分用に買ってあったホメオのレメディでちょうど良いのがあった
ので、TABIに飲ませておく。本犬は食欲旺盛だし、動くなと言ってるのに
カウチに飛び乗ったりしてヘラヘラしている。全く、世間ではシニアと呼ばれる
年頃なのに、元気過ぎて若い犬と同じエネルギーをもてあましているから
こんな怪我もするのか。ま、それはそれであの子らしくていいではないか。