TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

謎のDカップ

2008-02-11 16:54:02 | インポート
日米の格差は広がる一方。

なにって、サイズのこと。
年々デブ化するアメリカ人に対応するため、アメリカの洋服メーカーはサイズ
をどんどん変えていることは、以前にも日記に書いた。つまり、かつてLサイズ
であったものがMサイズ表記になり、MがSに、というように、実際には大きい
のに小さいように見せかけ、「私まだMサイズなのよ、太ってないわ!」と
思わせるのだ。この傾向は十年以上前からで、今では信じられないくらい
デカイ洋服がSの表示で売られていたりする。

こっちの百貫デブご用達の店にはXXXLなんてのが売っているし、子供服も
肥満化する児童に合わせて「スゲエ!でけ?」なのがレギュラーサイズとして
つるしてある。やせてる子もいるので、そういう子用は「スリムサイズ」と
呼ばれ、サイズ区分が全く違う。

ところで、東京に里帰りした際に下着を購入した。
私は日本に住んでいたときから外国メーカーのブラだけ身につけてきて、もう
二十年以上になる。胴体が細いわりに胸が大きいという体に合うブラは、日本
では作ってなかったからだ。しかし、トリンプの「天使のブラ」はサイズが
結構豊富だと聞いて、試着してみることにしたのだ。

いつもつけているのはCカップであるので、Cカップを店員さんに持ってきて
もらった。しかし、つけてみると胸の肉が余ってしまい、ブラのレースの端
からはみ出てボンレスハム状態。それを見た店員さんは、Dカップを持って
来た。つけてみたら、丁度いい。ほしのあきみたいな谷間がきれいに出ている。

いつの間にDまで成長したのだ?!
なんか信じられないが、アメリカのCカップのブラとつき合わせてみると、
日本のDカップと同じ。米Dカップはおそろしくデカく、さすがの私の胸も
泳いでしまう。つまり、トリンプはもともとは外国メーカーであるが、日本
では日本女性に合わせて小さめにサイズを設定しているようなのだ。
そうすることによって、胸の扁平な女性にも「私、Bカップになったわ!」と
希望を持たせるためなのだろうか。アメリカと全く逆である。

な?んだ、急に胸が巨大化したんじゃなかった。
でも、天使のブラはとっても着け心地が良くて、特殊な素材や様々な工夫の
おかげで洋服を着た姿がとても美しく映える。縫製のいいかげんなアメリカの
ブラと比べたら、とても丁寧だし。一つ一つ丁寧な手作りのヨーロッパの
メーカーに、近い。これならもう、フランスから個人輸入しなくて済むかも
しれない。