TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

大切なもの

2007-09-08 14:03:54 | インポート
スーパーで夫と買い物してたら、おもしろいオジサンに会った。

歳は70代くらいか。なんか話好きで、終戦後に日本人収容所を出て栄養失調
でフラフラの日本人家族をかくまって養生させた話などしてくれた。

長年連れ添った奥さんは、脳腫瘍であっという間に亡くなった。
そしてそのすぐあとに、息子があとを追うように病気で亡くなったという。
「失ってみて初めて、いかに大切な人だったかがわかる」と、しみじみ。

月並みな表現ではあるが、本当だ。


あたたかい仲間たち

2007-09-08 13:57:27 | インポート
犬連れ旅行から帰宅。

やっととれた夫の夏の休暇である。レイバーデイの連休に行われた競技会に
出た帰り、あちこち観光してきた。めちゃくちゃ暑かったが、泊まった湖畔
のキャビンは新しく清潔で、きれいな湖で毎日TABIを泳がせることができ、
とても楽しかった。

今回の競技会のホストクラブは初めて会う人々だが、びっくりするくらい
明るくてみんな親切だった。アメリカに来て初めて、こんなあたたかい心を
持った犬飼いに会ったような気がする。こっちに来てからというもの、
「お前ら新顔なんて邪魔だよ!」みたいな態度の連中ばっか見てきたからか、
この人たちのまるで旧友を迎えるようなやさしさに、涙が出そうになった。

TABIも、みんなにチヤホヤされて夢見心地。最終日にテントをたたんでたら
「あら?、もうお別れなのねえ」と通りがかる人に声をかけられる。
来年もきっとまた来るよ、と握手をして去る。