<八倉比売神社 やくらひめじんじゃ>
八倉比売神社の奥の院に鎮座する、
五角形の祭壇の上に置かれた祠には、
「つるぎ石(鶴亀石)」と呼ばれる
男性器を象った石が収められています。
八倉比売神社の由緒によりますと、
「永遠の生命を象徴」として、
この場所に祀られたそうですが、
小高い丘の頂上に据えられたその姿からは、
剣山山頂にある鶴亀岩との関わりを
連想せずにはいられません。
ちなみに、「鶴」と「亀」は、
それぞれ「日本」と「ユダヤ」を
暗示しているという説があります。
もし、剣山山頂で暮らしていた人々の手で、
この地に鶴亀の石が復元されたとすれば、
「鶴」と「亀」という名称には、
どのような意味を込めたのでしょうか……。
恐らく、鶴亀石と呼ばれる石たちには、
日本とユダヤに関わる大切な祈りが
捧げられていたのかもしれません。