たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

鶴亀の石

2018-04-15 09:55:25 | 阿波・忌部氏1

<八倉比売神社 やくらひめじんじゃ>

 

八倉比売神社の奥の院に鎮座する、

五角形の祭壇の上に置かれた祠には、

「つるぎ石(鶴亀石)」と呼ばれる

男性器を象った石が収められています。

八倉比売神社の由緒によりますと、

「永遠の生命を象徴」として、

この場所に祀られたそうですが、

小高い丘の頂上に据えられたその姿からは、

剣山山頂にある鶴亀岩との関わりを

連想せずにはいられません。

 

ちなみに、「鶴」と「亀」は、

それぞれ「日本」と「ユダヤ」を

暗示しているという説があります。

もし、剣山山頂で暮らしていた人々の手で、

この地に鶴亀の石が復元されたとすれば、

「鶴」と「亀」という名称には、

どのような意味を込めたのでしょうか……。

恐らく、鶴亀石と呼ばれる石たちには、

日本とユダヤに関わる大切な祈りが

捧げられていたのかもしれません。