新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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国会で堂々と陰謀論!(鳥インフルエンザ エジプト)

2009-03-22 10:02:14 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

ここのところ、大人も子供もヒト感染が続いているエジプトですが、国会で堂々と陰謀論がディスカッションされたりしています。

  • Ali Laben議員が首相・農相・保健相に質問。
  • エジプトのH5N1拡散に、NAMRU-3ラボ(米国海軍の研究施設)がかかわっているのではないか? アメリカがH5N1ウイルスを我がエジプトとイスラエルにばら撒いているのではないか?
  • 昨年、Salum El-Sheikhで開催されたH5N1会議にはイスラエルの専門家も出席していた。
  • 米国はエジプト人を使って、Abbasia発熱病院でウイルスの実験をやっている。

この手の陰謀論、03年SARSの時も確かに耳にしました。 新型インフルエンザでもこの手の話をする人もいます。

しかし、国会の場で国会議員が堂々と首相に質問した!というのは初耳です。これから何が飛び出すかワクワクなエジプト国会です。(でも、なかなか我々にわかるように報道されないんだよなあ・・・)

ソースは3月21日付globalpost↓
http://www.globalpost.com/webblog/egypt/who-spread-h5n1-egypt

Who Spread H5N1 in Egypt ??
[788140[7].jpg]国会で堂々と陰謀論の論戦!(左の議員のニヤケ顔にも注目)

なお、陰謀論で犯人にされそうな米海軍研究施設HPは「相手にせず無視」の構え↓
http://www.med.navy.mil/sites/namru3/Pages/default.aspx

 

 

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