2011年2月7日
エベレスト街道を行く カラパタールトレッキング7日目
今日は、クーンムブ氷河のある、ロブチェ 標高4930mを目指し、
朝7時30分:朝食、
8時:ディンボチェ 標高4350m宿を出発します。
前日にチェキで撮った写真を食堂で発見♪
本日も、快晴!
ご機嫌な感じで、トレッキングを楽しみます。
実際は、ゆっくりペースなのに一歩一歩進むのが精一杯。
小休止も、若干前かがみになってきております。
午前11時過ぎ トレッキング中ほとんど建物らしきものを見ない道中、数件あるレストランで
ティータイム。
『今日はどれぐらいの時間をかけて歩くんだろう。。。』と、思ってはいるものの、
ガイドに尋ねて、ショックを受けてしまう(私が尋ねて、私が落ち込む)可能性があるので、
尋ねないまま歩き続けます。
どんどん、前かがみ姿勢になっております。
『人ってすごいよなぁ~。こんなとこにも道を造り進むんだから。』なんて思いながら、
神々の住む山を見上げます。
峠を登ると、チョルテンが並び、エベレストで亡くなられた方達を祭ってあります。
私の肉厚な脂肪が、そろそろ『スタミナ切れですご主人様。』と言い始める、
13:30頃、ようやく本日の目的地ロブチェ到着。
『肉が食べれないなら、高カロリーのものを摂取したい!』と体が訴えるので、
チーズたっぷりの、パスタです。
ちなみに、トレッキング中レストランや、ロッジで、
【ヤクチーズあります!】
なんて張り紙見るけど、シェルパ族出身のガイドによると厳密には
ヤクチーズなんてものはない!とのこと。
ガイド曰く、
『ヤク』はチベット語ではオスのヤクだけを呼び、メスは『ナク』と呼ぶからだそうです。
欧米では、性別関係なく『ヤク』と呼ばれており、日本でもその名が広まったんですね。
ウシ科に属するヤクは、高度4000m~6000mの岩場、草原に生息し、温厚な性格で家畜化出来たそうです。
トレッキング中、何度も荷物を運んでいるヤクに会いました。
高地に生息する動物で思い出すのは、南米アンデスで見た、リャマやアルパカ。
ラクダ科に属する彼らは、アンデスの山岳地帯の山奥では家畜化されているようですが、ほとんどが
放牧で、主に毛を目的とされてます。
ググって調べると、
【性格はおとなしく、家畜化しやすい】。
なんて説明あるけど、南米を旅した時に読んだガイドブックによると、
『ラクダ科に属するリャマ、アルパカは、機嫌が悪いと【ペッ!】ってつばを飛ばします。
なので、近づきすぎには要注意!』
と表記されてました。
ラクダ科とウシ科、高地に住んでいる共通点を持ちながら、まったく違うんですね。
【へぇ~】と思った方は、訪問が少ないこのブログにコメント残していただけると
うれしゅうございます。
トレッキングから、えっらい脱線しました。
話しをトレッキングに戻し、本日の宿 ロブチェ到着。
ロブチェ 標高4930m
部屋に荷物を置いて、時計の針は、午後2時半をまわったところ。
ロッジ内では、立たなかった携帯のアンテナも、ロッジ裏の丘を、
息を何度も整えながら登ったところで、無事通話成功!
眼下に見えるロッジ。
日本に電話をし、家族に
『元気にしてます。お変わりないですか?』
毎日の日課で、無事を知らせます。
科学の進歩って、ほんとにすごい!
旅がしやすくなり、自分はもちろん、離れている家族の無事を、携帯電話で繋がって確かめることが
できるなんて、本当にありがたい今日です。
本日の目的地に着いたあとは、ロッジでのんびり休憩するはずもなく、
『ちょっとそこの5000m付近まで、歩きに行きましょうか。』
と、明日に備えて高度順応トレッキングへくりだします。
続く。
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