Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

アウトドア『レインウェア』のチョコット知識 

2010年07月07日 | 旅の持ち物
 一年前までは、アウトドアのメーカーなんて3つぐらいしか知らなかった私ですが、

 知人のアドバイスによって、それなりに『知ったかぶっちゃう』ぐらいになりました(笑)。


 先日、旅友が『富士登山したいんだけど、どんな服装だといいかな?』って、電話があったので、

 去年の登山の経験を生かし、『八合目までの服装はね。。。』とアドバイス。


 『いやいや(汗)、アドバイスするなら、ちゃんと山頂でも大丈夫なアドバイスしましょうよ~。』


 な~んて声が聞こえそうだけど、それは無理っ! 


 


 だって、天候不良で八合目までしか登ってないんだも~ん!(涙)
 

 というわけで、アウトドアウェア一夜漬け並みの浅~い知識を

 披露したいと思います。



 まずは、レインウェア


 言わずと知れた、『GORE-TEX』

 んでも、ゴアテックスって何???(ハイジ風)

 『ゴアテックス (Gore-Tex) は、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する
  防水透湿性素材の商標名。なんだって。』

 ウィキペデアで調べると、

 ゴアテックスは、ポリテトラフルオロエチレンを延伸加工したフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作る。
 1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含む。その最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていることにある。

 つまり、水蒸気は通すが雨は通さない。通常、ナイロンなどの生地でゴアテックスを挟んで使用するが、
 表面生地の撥水性が落ちると、表面に水の膜ができるため、水蒸気を通さなくなり蒸れてしまうので注意が必要である。

 1976年にアメリカの Early Winters 社のテントに採用されて以降、主にアウトドア用品、特にレインウェアなどを中心に多く採用されている。
 レインウェアは、雨だけではなく風も通さないため、ウインドブレーカーとしても着用できる。

 3レイヤー地の場合、耐水圧は 45000mm 以上、
 透湿性は JIS L1099B-2 法で測定され 13500g/m2/24hrs である。


 う~ん、かなり専門的に説明されてるね。

 詳しくは、本家のサイトを見るほうがいいのかも。
 こちらをどうぞ ↓

 GORE-TEX

 
 アウトドアウェアって、使用後はメンテナンスって言葉を使って、説明してるので、初めて聞いたときはびっくらこきました。

 『ジャブジャブっとアリエールで洗濯して、干して、タンスにしまう。それじゃいけないの???』 
 
 ハイッ! いけません、使用後のメンテナンス大切です。

 楽天で、私の知らないメーカーですが、こちらの商品を発見。
 意外にお安くて驚いた!(中国のメーカーさんでした)。
 








 続きまして~、ゴアテックスの日本での宣伝効果のため、
 認知度が桁違いに低い商品(汗)。

 お気に入りのメーカー『OR アウトドアリサーチ』から、

 『Ventia』のご紹介。

 Ventia(ヴェンティア)とは、防水性・透湿性と優れたストレッチ性能を併せ持つOR独自素材です。

 防水、撥水に関しての詳しい数値はネットで見つけることができなかったのですが、
 素材としては、実際使用した感想でなかなか優秀だと思います。
 (もちろん、ゴアと比べると、防水、撥水、透湿効果は劣りますが。。。)
 
 デザインも、結構ナウな感じで『Ventia』私は気に入っております。

 楽天でお買い物するならこちら、

 <Men>
 


 <Women>


 画像をクリックして、価格見て驚かないでくださいね。
 私は驚いちゃいましたけど(汗)。

 私はアメリカのサイトから個人輸入で購入してます。
 何度か買い物して、会員になってるので、シークレットセールで激安!!!での購入。

 気になる方は、こちらをどうぞ。↓
 SIERRA TRADING POST

 


 続きまして、三井物産が、『Pertex(パーテックス)』ブランドの、商標を取得したパーテックスより。

 Pertexは防風性・通気性・撥水性を兼ね備えたナイロン素材であり、
 これに防水コーティング を施したのが、PERTEX SHIELD。

 詳しい数値を見ると、ゴアテックスには劣りますが、透湿はかなりの優れものです。
 
 PERTEX SHIELD 耐水圧:10,000mm、透湿度:12,000mm
 GORE-TEX 耐水圧:45000mm以上、透湿度:9000~15000mm

 アウトドアで使用する最低限の範囲は持っているそうです。
 防風・保温に関しては軽量化の為にかなりそぎ落としているので、ゴアと比べると軽量。
 
 洗濯(メンテナンス)は、
・40℃で洗濯機または手洗い
・水流は”化学繊維(弱流)”にセット、低刺激性洗剤を使用
・柔軟剤は使用不可
・水ですすぎを十分に
・冷風乾燥
 だそうです。


 こちらの商店が、とても詳しく書かれているので、こちらをどうぞ。
 ↓
 Pertex 


 
 

 以上3点が、私の知っている防水効果のある素材。レインウェアでございます。


 うんちく語ってるけど、2009年始めての富士登山で、私が使用したのは、
 ゴアでも、ヴェンティアでもない、
 これ ↓。
 
 

 

 重ね着するようになるから、小さいより、大きい方いいだろう! と思って
 『Lサイズ』購入したら、大き過ぎましたっ!(汗)

 それでも、充分コンパクトになるレインウェアでかさばらず、重たくなく、
 登山中の降り続く雨をしっかり防いでくれました。

 ただ、数回使うと防水効果がかなり落ちてたような気がします。
 専用の洗剤で洗濯して、アイロンもして、さらにしっかり防水スプレーも吹き付けたけど、
 改めて思うと長時間豪雨の中は厳しいかも。。。 



 アウトドアウェアなんて、ピンからキリまで様々です。

 『○ニクロで揃えたら、登山できないの???』

  否! そんな事はありません。もちろん登山できますよ。

 『○まら~な私は、無理かしら?』

  これも否! 防寒、防水に適した服が揃っているならしまら~でも登れます。

  登山なんて、気力です。もちろん、最低限の準備は当たり前に大切ですが、

  『金をかけて、良いと言われているウェアを揃えれない私はどうしよう。』

  と悩むぐらいなら、何度も言いますが、最低限の準備をして、登山に挑んでください。


  確かに、高額で機能も良い服だと、登山はさらに楽しくなるかもしれないけれど。
  (実際、楽しかったりします。苦笑)


  高額のウェアなんて、用は『雨が降った時、寒い時に快適かどうか』の差なんです。

  もちろんこの差は大きいけれど。。。


  アウトドア雑誌が増えて、富士登山の特集が組まれ、どの雑誌も一流メーカーのウェアを
  推奨(私もだけど、汗)。
 

  準備にお金がかかるから、登山を諦めるような事にはなって欲しくないです。 
  
  『登ってみたい!登りたい!』 

  そんな強い気持ちがあるなら、少々の困難も乗り越えていけます(きっと)。

 
  充分に準備したつもりでも、登山途中で寒くなったり、体調悪くなりそうだったら、

  下山すればいいんです。

  そして、またチャレンジすればいいんです。
 
  山は逃げません!!!
 
  山が逃げたら、島国日本はシッチャカメッチャカです(笑)。

  都道府県ごとで『富士山』の確保に必死になります。

  青島係長も、確保ナウ!で現場を走り回ります。



  登山好きとは、自分自身まったく思っていませんが、間近に迫った富士登山があるので

  つい、熱く語ってしまいました(汗)。



  とにかく、レインウェアはそこそこ良い物を用意して登山してくださ~い。
  (どっちやねん!)