共同ブログ、更新しました。
さりげなく大事な発表しています。
そう、新刊出ます。
まだどこにも情報出ていません。
画伯が大河漫画描いているはずなので、SNSで浮上したら「お仕事は?」ってきいてみてください。そんなヒマないはずですから。
近日公開 お楽しみに!
ところで、今日はDSMに話が戻ります。
皆さん図書館行ったりなんかして、なんとか何が書いてあるかとか調べ始められましたね。
そういう営みが尊いと私は思うのです。
で、「生まれつきの脳機能障害だから一生治らない」もどうやらメイドインジャパンの概念だとわかってくるわけですが、これは医者たちにまかせていたらずっとこのまんまですよ。
DSM虎の巻(写真)の杉山大先生のあとがき、引用します。
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われわれは、グローバルな精神医学の共通言語を取り込むのと同時に、医療システムのドメスティックな状況に合わせて、DSMを取捨選択しなくてはならない時期にすでにきているのではないだろうか。
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つまり、守るべきはシステム。
早期診断薬漬け早期介入、一生治りませんの医療福祉の連携タッグ。
これに合わせてDSMを取り入れるか取り入れないか決める、というギョーカイの誓いの前に、日本の領土内でのみ発達障害が治らないとされる時代はしばらく続くかもしれません。
私は今
「一生治らないと医者に言われても、信用しなくていいからね!」
っていうことを呼びかける本を作っています。
乞うご期待。
自分で虎の巻に目を通すのではなく、このブログであとがきの存在を知った自分の不勉強ぶりに反省することしきりです。
自衛のためにも、ここ最近の流れで取り上げられたDSM原書及び関連書籍は
やはり通読必須に感じました。
話は変わりまして、
グローバルな精神医学の共通言語はgoogle先生等に平易な形で訳されるので
一般人の知る権利は医療史上これまでになく満たされることになったのですが、
それは当事者や家族にも医療界のジャルゴンが降りてくることにより
専門家との対話を通した自身の生やQOLを選択しやすい環境が訪れたということで
一医療人としては素直に喜ぶべきではないでしょうか。
少なくとも、私がここ最近の騒動で一撃でわかった、というか見えた舞台裏が
DSM-5ではなく「大本営による特定の意図に基づいた情報統制」なので
取捨選択には何ら必要性を感じません。
improve その他が intervention の黙字か何かでなければ
しっかり伝えるのが専門家の使命以前に職務でしょう。
”医療システムのドメスティックな状況" という言葉にも
「公金やキックバック等による利権」
「レッテルや囲い込みによる学習性無力感」
「絶望した相手に救世主を気取れる優位性」
などといった言葉が浮かんでしまいます。
そして何より、その世界の大家が自らポジショントークの裏側を示唆しているという事実に驚きを隠せません。
知らなかったから、私は悪くない。
さりげなく話題をずらし知的アピール。
最後に知らなかったことを強調する言葉。
私の読解力が変なだけですかね。