治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

最大の収穫

2010-11-02 07:15:02 | 日記
さて、感覚統合学会への出張は、学会そのもので過ごした時間も、それ以外のところで過ごした時間も実り多かった。
でも、最大の収穫についてずばっと書こう。

めったにあるはずがないと思っていた企画を得られた。
「治せんといかんわな系」の著者の先生と出会えたのだ。

実は、以前から存じ上げていた方である。酒席をともにしたこともある。
講演を聴かせていただいていて、「これって神田橋先生が出せとおっしゃっていたような知見では?」と気持ちが高ぶった。
花風社の本にも何度も言及してくださり、私は思わず手を振りたいくらいだった。
さっそく講演後、先生のもとに馳せ参じた。
「先生、今のようなお話本にしましょう! まるで神田橋先生がおっしゃってた本そのものです」

「神田橋先生の本には影響を受けました」と先生はおっしゃっていた。
もちろんそれだけではない。
長年の臨床の積み重ねがあってのことだけれど。

というわけで
また猛勉強期間に入ります。

昨日こういう読者メールをいただきました(無許可です。すみません)。

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御社の本は、今まで何冊か読ませていただき、
「脳画像で見る「うつ」と「不安」の仕組み」を
読んだときも、新鮮でしたが、「発達障害は治りますか?」も、
私には、初めて知る知識が多く、とてもためになる内容でした。
発達障害の人にも、長い年数関わってきたのですが、
今まで教科書やDSMに従って、一次障害は、
先天的で、大人になると改善はほぼ無理のように思っていたので、
目からうろこのように、その先入観が覆ったような部分もありました。

ブログを読ませていただき、いろいろご苦労もあるかと思いますが、
今後も、有意義な情報の発信を期待しております。

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こういう風に期待してくれている読者もいらっしゃるからこそ
本を出すたびにいちいち妨害する勢力とは徹底的に戦いますよ。

次回のドクターの本も、また衝撃的なものになると思います。

アスパラガスキティちゃんです。これも今回の収穫の一つ。

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