あとがき余談

さて、岩永先生のあとがき、神田橋先生のスーパーヴァイズを受けている臨床心理士の愛甲さんのあとがき、そして昨日は私のまえがきを発表いたしました。
あと残りは藤家さんのあとがきと神田橋先生のあとがきですが、それは発売を待っていただくことといたします。

神田橋先生のあとがきは、心が震えます。
最初手書きでいただいたとき、これほど簡潔に、しかも大事なことを伝えられるのかと感動したことを覚えています。さすが名文家としても名高い方です。
手書き原稿をデータ化して、岩永先生、愛甲さん、藤家さんに送ったとき、みんなその見事さにびっくりしました。

短い文章の中に、新しい提言が二つ込められています。

１　「支援」に代わる言葉
２　「エビデンス」に関する考え方

はあああああ、と思うほど斬新でした。
支援に代わる言葉は漢字四文字です。
でももちろん、大関・横綱昇進時の「不惜身命」とかそういう言葉ではありません。
日常によく使う二文字を見事につなぎあわせていらっしゃいます。
そして新しい概念を提案しています。

また藤家さんのあとがきを読んで
「奇跡のように見えたあの立ち直りには理由があったのだ」という感慨が沸きました。
理由は本人の中にありました。

もうすぐです。