治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

集団活動と人間脳

2017-02-20 09:30:12 | 日記
私が森嶋氏及びチットチャットと縁切りしてよかったなと思うことのひとつに、栗本さんが本音を話し始めてくれたことがあります。
悪口じゃないですよ。
同じ身体アプローチでも当然、森嶋氏と栗本さんでは方針が違うところがあり、これまでは黙っていたのを話し始めてくれたという意味です。

それは集団指導のことです。

個人指導もいいけど(栗本さんもしていますが)やはり支援者は集団指導をあきらめてはいけないというのです。
灰谷さんにせよ栗本さんにせよ個人指導もしています。そういう場面も必要ではある。でもそれは個人がお互い納得づくで、いわば個人的な受注発注の関係があってなりたつこと。一般的な家庭教師などもそうでしょう。

でも放課後デイは、あくまで児童デイの障害児版。そして子どもは、学校に入るころには親から離れて集団活動するのが普通。親と遊ぶより友だちと遊びたくなるのが発達。そこまで育て上げるのが意義のはず。それなのに支援者が集団指導をあきらめてはいけないというのです。そして先日発表した新コンディショニングプログラムは、集団指導が可能なことも一つの大きなメリットになっています。

集団活動できてこその人間活動だもんね・・・と思ったけど実はそうじゃないですね。人間活動は人間でなくてもやりますよね。なんのためかというと生存のためですよね。

要するに、集団活動するためには「人間脳以前」から育てないといけないんですね。
その手法が先日の講座にはありました。放課後デイの方もいらしていましたがトクすると思います。

さて、大阪で栗本さんの指導が受けられます。
お値段もお手頃です。

当事者保護者の人もいいですし、放課後デイ、学校等で支援の立場にいらっしゃる方にも実りが多いはずです。

詳細・お申し込みはこちらをごらんくださいね。


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