治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

キャラバン脳の出来方

2015-06-20 10:33:13 | 日記




まあ、「障害児を生んだ親は反省しろ!」みたいなかっとんだことを言う人は、不快ではあるけど実害はないよね って言ったら

「ありのまま」「周りの理解を」しか言わない支援者と役に立たないという点では同じ

というご意見をいただきました。まあそうだよね。

ところが
「社会が理解すれば生きやすくなる」という集団誤学習への暴露期間が多いと、「反省しろ!」系の人こそ諸悪の根源であるとカンチガイをしやすい脳になっているんだろうね。

そこできちんと「てやんでえ力」が備わっていると、遠巻きに見てスルーできるわけですね。

もともと「てやんでえ力」がないから「社会が理解すれば、生きやすくなる」という集団誤学習にはまってしまったんでしょうしね。

てやんでえ力が不自由な人のために「社会が理解すれば、生きやすくなる」の発生を説明してみると、これは「ごまかし」から発生しています。

ごまかしとは何かというと、診断を受けてショックを受けている親が、もっとも原生的に持つ願いから気をそらすための常套文句だということです。

「障害があります」と言われた人がもっとも原生的に持つ願い。その一つはなんといっても

「お願い。うちの子を治して」

ではないでしょうかね。

でもこの願いが不適切な対応に結びつくことがある。第一支援者にその力はない。
だから言われるのが「社会が理解すれば、生きやすくなる」ですよね。

だけどこの常套文句が独り歩きし
それをマントラとして唱える集団に入ったりすると、「被差別に敏感な回路」が出来上がってしまう。

本当の敵の見どころを誤り、障害児を生んだことに対し否定的なことを言う人こそが敵である、ああいう集団がいるから「生きづらい」と生きづらさ判定装置の誤作動が起きる。

こうやってキャラバン脳は出来上がるのでしょうね。

「社会が理解すれば、生きやすくなる」

これはある人たちにとっては本当です。
でも全員には当てはまりません。

昨日得た情報によると、大手企業の障害者枠では親をみるらしい。
親のSNSとかもね。
だから学校からそういう指導も入るらしい。
そういう時代になったんですね。

だとすると、子育てブログとかの愚痴は危ないですね。
権利擁護団体で活動している人ほど、子どものできない話とか、写真とか、平気でばんばん載せますけどね。

あと、実名で本を出して実名ばればれのアカウントでよそんちの子の育てられ方を罵倒したりしているとかなり絶望的ですね。

って言ってたら、福祉就労もそれは同じとのこと。

自分のところで働く人間には、きちんとした食生活を送ってほしいと思うのは当然のこと。
そうしたら他人が手料理を一生懸命しているのをけなすような親の子はやはり避けるでしょうね。

逆に、きちんとバランスいいもの食べさせてもらっているな~というのは、企業としても良い方に計算するでしょうね。

なるほど。

こうやって「社会の理解」が進んでも

生きやすくなる人とならない人がでてくるわけですね。
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2 コメント

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一つ (浅見淳子)
2015-06-20 11:40:21
コメントを削除しました。
お名前がなかったのと
「障害児を生んだ親は反省しろ」という言葉に対する反応だとは思わなかったからです。
別の話に関してだろうと思いましたので、削除いたしました。
藤家さんの記録から学んだこと (大地)
2015-06-23 06:57:28
藤家さんは今、仕事をして働いたお金で、休日は友達や妹さんと遊んだり、時々親孝行したり…そうやって社会の中で生活している。
僕と同じ様に障害を抱えている藤家さんは自分の持っている力を発揮して働ける場所を探していた。
それを毎日、継続出来る様に自分自身のメンテナンスをしてきた。大好きなオシャレを楽しんで、大好きな音楽でリフレッシュして、食事も楽しんでいる。
自分を大事にして丁寧に生きていれば、僕も藤家さんの様に社会の中に自分の場所をみつけらると思いながら、いつも藤家さんが頑張る毎日の言葉を嬉しい気持ちで読んでいる。
藤家さんの周りの人は多分、障害があっても問題なんて感じずに自然に受け入れてくれていると思う。
特別な配慮をお願いされたら障害者は面倒なヤツらになっちゃうよ。迷惑な上に理解しろなんて言われたら、誰も相手にしたくなくなるんじゃないかなと僕は思う。
出来る事を継続するのは、僕たちには大変。
だからセルフメンテナンス。
基本はやっぱり食事でしょ。
僕は母から「医食同源」と教わっている。食事は空腹を満たすだけじゃないよ。身体に必要な物をバランスよく食べよう。って、こと。
食べれる物がたくさん増えた藤家さんは前よりパワフルになったようだ。

僕の場合。料理が息抜きになってるよ。もしかしたら、感覚や視覚のトレーニングになってるかも。

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