治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

重い人向けの本

2013-10-28 09:02:55 | 日記
さて、気がつくと今年も二点しか本を出していない。
毎年毎年「もっと点数出そう」と思いながら、なんか点数がいかない。
「点数あわせの本は出さない」方針だし
発達障害からいつでも撤退する用意があるからこそ、思い切ったことが言えるのである。
でもそれで会社が存続しているのはありがたいことである。
花風社が本を出すと、信頼して買ってくださる皆様のおかげです。

ただし、今は三冊同時進行してますよ。
粒ぞろいの企画が集まったので。
少なくともあと三冊は出すと思います。
来年の前半は出版ラッシュ(当社比)なのではないかな。

今年出したのは
「脳みそラクラクセラピー」と「自閉っ子のための友だち入門」。


実はこれ、当初順番が逆だった。
それを「脳みそラクラクセラピー」を先に出そうと思ったのは
愛甲さんの実践が重度の人、かなり難しい人にも役立つと思ったからだ。

重度のお子さんをお持ちで、パニックとか自傷とか
でもその理由を言葉で説明できないとか
言って聞かせるのは難しいとか
知的障害が軽かったりなかったり言葉が通じる人たちとは別の苦労をなさっている方は多い。

愛甲さんの場合には、苦労どころか
親御さんが一緒に暮らさないことを選ばざるを得なかったほど行動障害のきつい人とかの支援にあたられて
そして自傷や他害をなくしていくという実践をなさっているので
並の重い人よりずっと深刻な人にも
「治るわ」と意気揚々とセラピーに当たられるっていうところがある。

だから実はうちの本の中で
一番重い人に即効性がある本は
「脳みそラクラクセラピー」じゃないかっていう気がしますね。
今日からできることが書いてあるしね。

だから大阪の「質問する会」でも
そういう難しい状態にある方も大歓迎ですよ。



でも岡山の講演には、「脳みそラクラクセラピー」は持っていけなかったんですよね。
何しろニキさん藤家さんだけで、相当な点数で。

ただし「発達障害は治りますか?」は10冊だけ持っていきました。
開場後すぐに完売だったそうです。

「治る」と「社会の理解」って実は両立する。
それをおわかりの賢い方も実はリアルでは多いのかも知れませんね。
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